第十四話 ページ16
何から話したものか。
自分自身、全容は把握していないのですがと前置きし、私は見たこと聞いたことを恐らく全て話した。
中原さんの名前だけは、何となく出さなかった。
全裸で迎えた朝の事を話した時は流石に騒然としたけれど、まぁ不可抗力だったと言うことで話は着いた。国木田さんはまだ慌てふためいていたけど。
「ほらほら、Aちゃんが他の男の所行っちゃったから国木田君しょげてるよ？」
「ごめんなさい…国木田さんの事嫌いな訳じゃないの！」
「うるさいお前ら！」
やっと訪れた平穏。
やたらと濃い時間が続いたためか、少し物足りないくらいだった。
「そうだ。Aちゃんにプレゼント」
そんな私の心中を知ってか、天はまたもや私に事件を起こすらしい。
「携帯電話と…制服」
「来週から、君にはこれを着て学校に通ってもらう」
「学校にまで通わせていただけるのですか。」
何かある。という疑心暗鬼から、少し皮肉じみた言い方になってしまった。
「お察しの通り。ただ通うだけじゃあないよ。」
太宰さんは、懐から三枚、手紙を取り出した。
「その学校にこんな犯行予告が何通も届いているんだ。」
切り抜きがべたべたと貼られていた。
"幻想の花が咲く頃、貴様らの汚れた魂を洗いに参上する。 キノトメの亡霊"
.
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シリカゲル(プロフ) - ひなのまるさん» それもこれもひなさんがウチに文ストの魅力を教えてくれたからだよ。ありがとう! (2016年7月14日 1時) (
レス) id: 028254152a (このIDを非表示/違反報告)
シリカゲル(プロフ) - イロハさん» ウチも君のことはリスペクトしてるぜ!ありがと!! (2016年7月14日 1時) (レス) id: 028254152a (このIDを非表示/違反報告)
ひなのまる - ランキングおめでとう御座います!!更新無理せず頑張ってね！ (2016年7月13日 21時) (レス) id: 8462bd0719 (このIDを非表示/違反報告)
イロハ(プロフ) - ランキングおめでとうです！ 面白いし文の書き方うますぎて、ほんとにリスペクトですわ！ 更新ファイトっ！ (2016年7月13日 19時) (レス) id: 276ba08b49 (このIDを非表示/違反報告)
シリカゲル(プロフ) - 湯豆腐さん» ミステリアス!!マジですか!!ありがとうございますm(__)mこれ以上にない褒め言葉ですよ! (2016年7月13日 18時) (レス) id: 028254152a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シリカゲル x他2人 | 作成日時：2016年7月9日 3時
