夜王国最後の砦さんとあまよわふわふわホストさん〈2〉 (ページ20)

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夢の国にてページ20

甲斐田《終わりましたね》

A「え、スタッフさん、いまなんて……？遊んで、ええの？でも収録は終わって…身バレしない程度に？うわー配信者臭い」

甲斐田《ナンダッテ！あと3時間は遊ぶ時間ありますよ！一緒に回りましょうよ！！せっかくなんですし！》

剣持《久しぶりだなーいいですね。……ちょっと？社長、それ触っちゃダメですよ》

加賀美《こんなに素敵なフォルムなのに触れないんですか！？》

剣持《ダメって書いてあるでしょ！！！1番精神年齢高そうに見えるんだから期待に応えてしっかりしてください》

A「よーし、行きましょか先輩方、今度は私が引率します」

甲斐田《えぇ行きます～》

剣持《あっ2人とも迷子にならないでくださいね》

加賀美《剣持さん見てください！！！凄くないですかこれ！！！！今にも噴火しそうですよ！》

剣持《ちょ、大の大人が山見てはしゃぐんじゃない！！ちょっと！Aさん達と離れてしまったじゃないですか！》

加賀美《あ》

剣持《ったく……この先もう少し行くと亀とおしゃべり出来るらしいですよ》

加賀美《行きましょうか……亀とおしゃべり……》

‐‐‐‐‐‐
A「あ、甲斐田さん気をつけてくださいな、人が多いんよここ」

甲斐田《おかしいなあ、》

A「何が……？はい、ポップコーンやで味は知らん味」

甲斐田《あー霞むなぁ！霞む霞む！僕のエスコートどこいったんだろうなぁ！》

A「甲斐田先輩のエスコート(笑)たのしかったですよ」

甲斐田《ゴンドラに乗って落ちかけたのが？》

A「ちゃんと落ちないように引っ張ってあげたやないの、危機一髪で」

甲斐田《それが僕の本来の役目じゃないんで！す！か！落ちるのはAちゃんでしょう！！》

A「やだぁみっともなぃ」

甲斐田《ねぇ、遠回しに僕のことみっともないって言った？！》

A「だいじょーぶや、きっとカットされてますよー」

甲斐田《ハックション！！！！！！だぁぁ！！誰か今僕のこと噂した？？？！それもなんか、悪口な気がする！》

A「……先輩って案外うるさいんやなぁ」

甲斐田《今なんか言った？！！！！》

A「そう言えば加賀美先輩と剣持先輩はどこへ？」

甲斐田《……ぁ》

A「はぐれ、たね」

甲斐田《ね》

A「私たち、もう無理なのかもね」

甲斐田《別れよっか》

A「……ふふw……ふん」

甲斐田《今笑った？？！！ねぇ！笑った？！！もっかい見せて！》