あざとい妖精さん[大介side] ページ44
辰哉｢はぁ……｣
大きなため息をついて珍しく落ち込み気味なたっちゃん。
翔太｢ほら、誰だって失敗することあるし。｣
｢そうそう、そんな完璧人間いないって。｣
そんなたっちゃんを励ますのは俺と翔太。
辰哉｢でもさぁ…会社にめちゃくちゃ迷惑かかるようなミスをしたんだよ…俺。｣
基本的にいつも明るくて家族に弱みをあまり見せないたっちゃんがこうなるのだから相当だ。
翔太｢こりゃ重症だな…｣
｢かと言って放っておくのはねぇ…｣
何を言っても全部ネガティブに捉えてしまうたっちゃん。
困ったなぁ。
と思っていたらリビングの扉から可愛い可愛い康二がチラチラこちらを覗いているのが見えた。
あ…そうだ。
｢…ごめん、俺ちょっとトイレ行ってくるね。｣
そう言ってとりあえずこの場から抜け出して康二の元へ向かった。
そして康二を抱えて俺の部屋へ行ってちょーっとした作戦会議。
康二｢たっちゃん、どうしたん？｣
｢お仕事でちょっと失敗しちゃったんだって。｣
康二｢たっちゃんのおかお、かなしそうだったね。｣
｢そうだね。…ねぇ康二。たっちゃんを元気にするためにちょっとお手伝いして欲しいんだ。｣
康二｢うんっ！こーちゃんおてつだいするっ！｣
｢じゃあこれ着よっか！｣
そういって俺が取りだしたのはたっちゃんの大好きな黄色い妖精さんの着ぐるみ。
たっちゃんの好きな物コラボ作戦！
康二｢わぁ…！たっちゃんわらってくれるとええなぁ…！｣
｢きっと康二ならたっちゃんの事笑顔にできると思うんだ！｣
康二｢こーちゃんがんばるっ！｣
｢よしっ！たっちゃんを笑顔にするぞー！えいえいおー！｣
康二｢おーー！！｣
可愛い康二を見ただけで笑顔になれると思うんだけど
康二の言葉は純粋で真っ直ぐだから。
康二だからこそ伝えられる事があると思ったから康二にお願いをした。
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ゆきみかん(プロフ) - RINAさん» リクエストありがとうございます！了解致しました！ (2021年3月25日 6時) (
レス) id: 5009cf890d (このIDを非表示/違反報告)
RINA - リクで康二くんが熱で咳が酷くて苦しくなってしまいあべちゃんが看病する話をお願い出来ますか？ (2021年3月23日 0時) (レス) id: 883f84c559 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみかん(プロフ) - なのさん» そう言って貰えるととても嬉しいです！またリクエストありましたら遠慮なく仰って下さいね！ (2021年3月16日 13時) (レス) id: 5009cf890d (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - リクエストに早速お答え頂き、ありがとうございます！！可愛いすぎて、悶絶しました(/ω＼)素敵なお話ありがとうございました！ (2021年3月16日 1時) (レス) id: 0a69030814 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみかん(プロフ) - なのさん» リクエストありがとうございます！リクエスト、いつでもお待ちしてますよ^^ (2021年3月14日 7時) (レス) id: 5009cf890d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきみかん
| 作成日時：2021年2月22日 11時
