かみなり[涼太side] ページ33
康二｢うわぁっ！｣
｢大丈夫だよ。｣
突然鳴りだした雷。
泣きはしないけど音が鳴る度にこうやって反応してる康二。
というか、怖がっている割に気になるようで窓の方へ行って空見てる。
康二｢なぁりょーちゃん。｣
｢んー？｣
康二｢きょうのおそらさんはおこっとるんやねぇ。｣
｢そうだねー…なんでだろ。｣
康二はお空チェック大好きだなぁ。
この間も亮平と雨の日にそんな話したとか言ってたし。
康二｢あっ！このあいだ、こーちゃんがいやいやしたからやろか…。｣
｢へっ？｣
康二｢なっとーいやいやしたやんか……きっとおそらさんみてたんよ…｣
｢ははっ！そんな事ないって。苦手なものは誰にでもあるから、おそらさんも怒ったりしないよ？｣
康二｢ほんまぁ…？｣
｢うんうん。もしかしたら太陽さんと喧嘩しちゃったのかもね。｣
康二｢そっかぁ。はやくなかなおりできるとええねぇ。｣
空を見ながら、仲直りしますように、と両手を合わせてお祈りを始めた康二。
ふふ、きっとこれなら仲直りできるね。
ラウール｢ただいまぁ！！もぅ！最悪ー！｣
｢おかえり。災難だったね。｣
ラウール｢ほんとだよ…雷なんて聞いてないっ！｣
康二｢らう！おかえり！｣
ラウール｢康二くん！雷怖くなかった？｣
康二｢んー…ちょっと！らうはだいじょーぶ？｣
ラウール｢大丈夫だよ。でも僕雷ちょっと苦手なんだよね。｣
康二｢そうなん？｣
すると康二はラウールの方へ歩いていった。
ラウール｢康二くん、どうかした？｣
康二｢こーちゃんがらうのことまもるっ！｣
ラウール｢え？！｣
康二｢かみなりさんいなくなるまでずっとぎゅーしてんねん。｣
ラウール｢ふふっ！ありがとう、康二くん！康二くんいてくれるなら僕雷大丈夫かも！｣
うちの末っ子コンビが可愛いことしてます。
しっかり動画に収めさせて頂きました。
ラウール｢じゃあ僕もぎゅーして、康二くんのこと守るね！｣
康二｢やったぁ！｣
それからしばらくの間2人はずっとハグしたまま。
何なら雷が終わってもずっと2人でくっついて行動してたよ。
うんうん、仲良しなのが1番だね。
ーENDー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1890人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆきみかん(プロフ) - RINAさん» リクエストありがとうございます！了解致しました！ (2021年3月25日 6時) (
レス) id: 5009cf890d (このIDを非表示/違反報告)
RINA - リクで康二くんが熱で咳が酷くて苦しくなってしまいあべちゃんが看病する話をお願い出来ますか？ (2021年3月23日 0時) (レス) id: 883f84c559 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみかん(プロフ) - なのさん» そう言って貰えるととても嬉しいです！またリクエストありましたら遠慮なく仰って下さいね！ (2021年3月16日 13時) (レス) id: 5009cf890d (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - リクエストに早速お答え頂き、ありがとうございます！！可愛いすぎて、悶絶しました(/ω＼)素敵なお話ありがとうございました！ (2021年3月16日 1時) (レス) id: 0a69030814 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみかん(プロフ) - なのさん» リクエストありがとうございます！リクエスト、いつでもお待ちしてますよ^^ (2021年3月14日 7時) (レス) id: 5009cf890d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆきみかん
| 作成日時：2021年2月22日 11時
