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辰哉｢こぉじー…ってこぉじぃ！｣
康二を起こしに部屋に向かえば頭まで布団を被ってメソメソ泣いている康二がいた。
そっと布団をめくるとポロポロ涙を流しながら俺を睨む康二。
康二｢ｸﾞｽｯ…たっちゃんのあほぉ……ｸﾞｽｯ…うそつき……ｸﾞｽｯ｣
辰哉｢ごめんてぇ……｣
康二｢ぎゅーしてるゆーたもん……ｸﾞｽｯ…｣
辰哉｢ほんとにごめん。たっちゃんどうしたらいい…？｣
康二｢…だっこ……｣
辰哉｢お易い御用っ！｣
抱っこするという事でなんとか康二からお許しをもらって
康二を抱っこしてリビングへ降りる。
涼太｢あ、康二のこと泣かせたんだ。｣
辰哉｢ちょっと…！……あいつらに言うなよ？…特に翔太は…｣
涼太｢分かってるって。巻き込まれるのは御免だからね。｣
康二｢…りょーちゃんいるぅ…｣
涼太｢大丈夫？康二、お粥食べる？｣
康二｢たべる……｣
涼太｢じゃありょーちゃん持ってくるから、たっちゃんと待っててね。｣
涼太が準備するために康二から離れようとするとぎゅっと涼太の服を掴んだ康二。
涼太｢康二？｣
康二｢ん…りょーちゃん…ありがとぉ。｣
涼太｢ふふ。どういたしまして。｣
辰哉｢え…ねぇちょっと、涼太。｣
涼太｢何。｣
辰哉｢うちの子なんでこんな偉いの。ねぇ、天才なの？｣
涼太｢そりゃあ康二だからね。…良かったよ。辰哉兄さんや翔太に似なくて。｣
辰哉｢俺だってお礼くらい言えるし。｣
涼太｢康二よくできる子なんだから悪影響与えないでね。｣
なんかサラッと涼太に貶されたけど
うちの天使はなんでこんなに可愛いのかな。
普通熱あってありがとうって言えます？
そもそもこんな天才な5歳児いる？
涼太｢ほら、辰哉兄さん。康二待ってるよ。｣
辰哉｢へ？｣
いつの間にか準備が終わっていて俺の隣には口を開けて待っている康二が。
辰哉｢ふはっ！まぁじでかぁいいな。はい、あーん。｣
康二｢あーん…ﾓｸﾞﾓｸﾞ……｣
涼太｢どう？｣
康二｢おいしい！｣
涼太｢それなら良かった！｣
なんて両手をほっぺに当てながら涼太に感想を伝えている。
この感じならもう少しすれば熱も下がって元気になるな。
んで、ひとつ分かった。
うちの子は熱が出ても可愛い。
ーENDー
ちびっ子3人組［大介side］→←風邪引きこーちゃん［辰哉side］
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ゆきみかん(プロフ) - RINAさん» リクエストありがとうございます！了解致しました！ (2021年3月25日 6時) (
レス) id: 5009cf890d (このIDを非表示/違反報告)
RINA - リクで康二くんが熱で咳が酷くて苦しくなってしまいあべちゃんが看病する話をお願い出来ますか？ (2021年3月23日 0時) (レス) id: 883f84c559 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみかん(プロフ) - なのさん» そう言って貰えるととても嬉しいです！またリクエストありましたら遠慮なく仰って下さいね！ (2021年3月16日 13時) (レス) id: 5009cf890d (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - リクエストに早速お答え頂き、ありがとうございます！！可愛いすぎて、悶絶しました(/ω＼)素敵なお話ありがとうございました！ (2021年3月16日 1時) (レス) id: 0a69030814 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみかん(プロフ) - なのさん» リクエストありがとうございます！リクエスト、いつでもお待ちしてますよ^^ (2021年3月14日 7時) (レス) id: 5009cf890d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきみかん
| 作成日時：2021年2月22日 11時
