赤髪の白雪姫～光が見えはじめた少女～【オビ】３ (ページ50)

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記憶を頼りにページ50

『っ(やっぱり一緒に行きたい…)』
少女は戻り隠し扉から中へ入ると辺りは静かで父と母の行方を捜していると人が倒れている姿があった

近づいてみるとそこには手を掴んで倒れている男女の姿だった

『っ！！！』

その姿を見てAは足が動かなかった

するとそこにまだ残っていた盗賊の姿があった

『ガキか…すぐにお前もあの世に連れて行ってやるよ…【親のところにな】』
少女は最後の言葉に鼓動が早くなり近くにあった剣を手に取り

気がつけば目の前には盗賊が倒れていた

『っ」
少女は剣を捨てただただ走って行った

あ「お父様、お母様」

ガ「っ！」

あ「薬室長…私を知っているのですか？」

ガ「え」

あ「ここに私は住んでた…の？」
っとAはしゃがみこんだ

ガ「大丈夫？！」

あ「ごめん、なさい」
Aはそのまま意識をてなばした

イ「ガラク」

ガ「陛下！？すみません…」

イ「いや…俺も連れて行こうと思ってたところだ…あの時、ここの写真を見てたからな…」

ガ「そう、なんですか」

イ「ガラクが謝ることでもない、いつかは連れてこなければならない。」
そう行ってイザナはAを抱え馬車に乗せて城へ戻った。

目が覚めると見慣れた部屋にいたAはゆっくりと体を起こした

あ「…」

そしてゆっくり手を見つめて

あ「あの場所は…私の」

『Aフレアおばさんにこれを渡すの』

あ「フレアおばさん…西…」

コンコンっとノックを鳴らし部屋の向こうに話しかける
ガ「失礼します」

ガラクが部屋の様子を確認したところ

ガ「っ！」
部屋にはAの姿もなかった

「この辺りでよろしいですか。Aどの」

あ「はい。ありがとうございました」

「お気をつけて」

あ「ここをもう少し西に…」

西へどんどん進んでいくとそこにはとても小さな村があった

あ「…」

？「お嬢さんここに何かようかい？」

あ「あ…はい。えっとこちらの村にフレアさんって方はいらっしゃいますか？」

？「っどうしてフレアさんに用があるんだい？」

あ「少し、確認したいことがありまして」

？「…わかったこちらに来なさい」

おばさんに連れてこられたAは家の中に入ると椅子に座った

？「名前を聞いてもいいかい？」

あ「Aと言います」
自分のは前をいうとおばさんはお菓子の入ったカゴを落とした

Aは落ちたカゴとお菓子を拾おうとした時
？「Aなのかい…？」

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続編行きます