赤髪の白雪姫～光が見えはじめた少女～【オビ】３ (ページ37)

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トウカと（名前）ページ37

ト「己のものを奪われたら、お前を取り戻そうともしないのか？＿＿＿＿＿私のものだ初めから」
トウカは少し過去を思い出し冷酷に答えた

そう言ってトウカはゼンの元に走り出し、「噛み合わんはずだトウカどの」っと言って剣を構え受け止めた

ゼ「お前が守っていくものだったんだろうが！」
剣を交わしていくが、やはり薬が回っておりフラッとしたが歯を食いしばりトウカの肩に当たった
トウカはそれと同時にゼンの剣を弾き飛ばし振りかざし
ゼンは飛ばされて倒れる

タ「殿下！！」

ゼ「はあっはあっ(もたせろ、信じて自分で決めて動いだんだろう、切り抜けろ。あいつらに背負わせるな)」
ゼンは薬で立つことがなかなか出来ず膝をついた状態でトウカを見ていると

あ「っよくも」
Aが小さな声で呟くと走り出し、トウカに剣を振りかざす

ゼ「A！？」

ト「限界だろう、もうやめたらどうだ？楽になるぞ」
Aの剣をかわしながら余裕そうに声を掛ける

あ「やめません…」

ゼ「よせっ！」

タ「…っ」

ト「剣術も口ほでではないな。効き目はあなたがよく効いているらしいな」

あ「気持ちの問題っ」

ト「過去を乗り越えたとでも？目の前でゼン・ウィスタリアをやった後にじっくりとやってやろうか」
その言葉にAは一瞬肩を震わせトウカをにらんだ

あ「そう簡単にやらせない…ゼンには指一本も触れさせない」

横から剣を振ると遮られトウカの剣が来るがそれをうまいことかわす

ゼ「っ？！」
さっきAの言った言葉を聞いたゼンはAの様子が少し変だと思い始めていた

ゼ「(A…薬の影響なのか？)」

タ「(見たことない…なんだこの違和感)」

それはゼンだけでなくタリガも違和感を感じていた

ト「(だが噂通りだな…雰囲気が変わる…そしてあの目…敵しか見えてない)」

あ「さっき…私が何者か知らされたないとおっしゃいました。何か私のことご存知なのですか？」

ト「ああもちろん…かわいそうなものだな、知らずにか暮らしているのか」

あ「どういうこと？」

ト「両親は殺.された」

あ「っ？」
トウカの言葉にAは驚いた

あ「私の両親…っ」
動きを止めて何かがよみがえったのか頭を抱える

ト「その戦う勇姿だけ認めてやる、だが残念だな向こうでじっくりと思い出させてやる」
トウカが横から剣を振りAの腕を切る

ゼ「A！！」

あ「っ！」
きられたAはそのまま倒れ込んだ

タ、ゼ「っ！！」