赤髪の白雪姫～光が見えはじめた少女～【オビ】３ (ページ25)

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不審な動きページ25

ミ「木々！」

ゼ「無事会えたか」
そう聞くと木々は縦に頷いた

あ「木々さん」

木「Aにも色々気にかけさせたね」

あ「大丈夫です。。。」

その様子を見たベルガットの双子は席を外しましょうかといったがゼンは構わないといった

ゼ「食べ始めたばかりだぞ」

ヒ「昼食か僕らも食べようか木々どの。席がないようだし向こうで」

木「そうですね。ツルバどの後で少々よろしいですか」

あ「少し出てきても？」

「はい！！気をつけて！！」

あ「はい…あの、あれは」

「はい？…？！」

「丘に煙が上がってます！」

ゼ「煙？」

ヒ「僕らが行こう」

「はい」

「我々が確認してくる」

燃えているところの付近に着くとヒサメが冷静に近くの衛兵に口を開いた
「火が…何だ一体！！」

「これは…ただの布か？積まれた布が燃えているようです」

ヒ「周辺を調べてくると伝えてくれる」

「はっ！」

ツ「油…？」
ツルバが火の原因を見ているとタリガが大声をあげた
ツルバが振り返るとタリガが押したその時何かがタリガの左腕にすごい速さで飛んできた

あ「っ！？」

「林だ！逃すな！！」

ヒ「ベルガットが狙われた…！？今の…顔は…」

あ「動かないでください」

ツ「？」
Aが持っていたハンカチを取り出し腕に縛り付ける

あ「とりあえずの止血です。戻ったら急いで手当てを」

ヒ「双子！基地へ戻れ！僕が戻るまで動かず待て、Aどのも危険ですので、お戻りを」
とその時少し距離のあるところで何かが光るのが見えた

ヒ「(あそこか)」
ヒサメが剣を構えたその時矢が飛んできて、ヒサメの左肩にあたる

「副団長！！！」
あ「っ」

「うそっ…」

「肩を…副団長こっちへ…！」

ヒ「…潰す」
Aがワイシャツの袖を破りヒサメの傷口にあてる

ヒ「っ」

「Aどの急ぎお伝えごとが…」

あ「すみません急ぎ戻ります…乗せていただけますか」

「はっ！」

1人の衛兵とAが一礼をし基地に戻った

あ「ありがとうございます」

「こちらです！」
呼ばれて急いで、ゼン達の元に行く

「お揃いになったので…____________」

ゼ「今なんと言った？」

「っ…一連の貴族襲撃事件においてミツヒデ・ルーエンどのに、首謀の疑いがあります。よって武装解除の上その身柄を拘束するとの近衛兵団団長のご命令です」

あ「え…」

ゼ「そんなわけないだろ」

「仰りたい事はわかっています、殿下！しかし…」

「団長！よろしいでしょうか！」