赤髪の白雪姫～光が見えはじめた少女～【オビ】３ (ページ24)

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食事ページ24

___リリアス___

がしゃん

オ「はっ、割れた…ミツヒデさんの雪像が…」

白「え？」

オ「不吉だねこりゃ」

白「…それ、ミツヒデさんを作ってたの？」

オ「そう旦那、割れたからね…」

白「え？」

オ「やけに冷え込んで雪が降ったと思ったら、今日はそうでもないねぇ」

白「本格的に降るのはまだ早いねぇって鈴さん達も言ってたよ」

と2人が話していると兵が1人オビを呼んできた

「オビどの！ゼン殿下の伝者が来られています！」

「以上が殿下からの伝令です。それとこれは…自分がここに来る途中で聞いたのですが…一連の貴族が襲われている件について…」

オ「ああ…どうかしました？」

「その…ミツヒデ・ルーエンどのに首謀の疑いがかかっていると…」

オ「…はっ！？」

リリアスでオビに伝えられる時少し前…

セイラン家に木々とヒサメが行っている間
ゼン達はベルガットの双子と食事をするため向かった

ゼ「大丈夫だ、2人に北の話を聞きたいと団員にいっているから不思議に思われん」

ツ「木々どのはご一緒では無いのですね」

ミ「今は少し席を外しているんだ。いつもは大体一緒に食べるよ」

タ「Aどのは、顔色がよろしくないですね」

あ「…そんなことないですよ」

セ「セレグも隊を分け警戒にあたっている今の状況ではゆっくり話す時間もないと思っていたが食事は別だ、時間が合うときはお邪魔してもいいか？」

ツ「もちろんです。殿下型の話を伺えるのはセレグに来た甲斐があるというものです」

タ「クラリネスの中を見て回られていると聞いています。私もツルバもウィラントからはあまり出ることもなかったですから」

ツ「それにAどのの話はよく聞きます」

あ「私のですか？」

ツ「はい、素晴らしい剣術をお持ちと聞いています。」

あ「そんなことは」
ツルバとタリガが一度剣をといったがAは首を振った

ゼ「まぁいつかはできる時が来るさ」

ミツヒデが近くに来て耳打ちをしてきた

ミ「平気か？？さっきより顔色が悪いが」

あ「すみません。大丈夫です。ただ少し…」
膝の上で手を握りしめていた

ミ「しんどかったら無理しなくていいからな」

あ「はい…」

タ「Aどのこちらが好きなんですか！？ぜひこれもどうぞ！！」
そういってタリガは自分の所にあったところをAの元に置いた

あ「あ、ありがとうございます」

木「ゼン殿下。戻りました」
ヒサメと一緒に戻ってきた