赤髪の白雪姫～光が見えはじめた少女～【オビ】３ (ページ23)

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ベルガット家とゼンページ23

その夜
あ「(寝付けないな…)外の空気でもあたりにいこ…」

散歩をしていると、最近さらに何かの気配を感じやすくなったのか
人の気配を感じその場所に向かっていると何やら話こえが聞こえた

ゼ「冗談はさておき、ちょっと話があったんだ。ツルバどのタリガどの」

あ「(ゼン様？)」

ゼ「本当の名前は皆には明かされないのか？」

ツ「その方が特別な扱われ方も無く鍛えられるだろうと」

ゼ「それならそれでいいんだが、明かした得だと思うぞ」

タ「得？ですか？」

ゼ「せっかく騎士団に所属しているなら、仮の自分に向けられるよりは本来の自分に向けられるものを知る方が、この先いいだろうと思っただけだ。貴殿らにもここの者達にも俺たちにとっても」

タ「せっかくだから、ですか」

ツ「成程、考えてみます」

ゼ「あ、そういえばツルバ殿とタリガ殿とは年が近そうだが」

ツ「ああ確か、木々様と同じですよ」

ゼ「そうか」

と会話が終わったのかゼンは2人からゼンは離れていった

あ「…本当の名前ですか」

ゼ「お。聞いていたのか」
後ろから声をかけた者でゼンは肩をびくりと震わせた

あ「すみません…散歩してたら話し声が聞こえてしまって…つい…」

ゼ「いや、気にするな…ベルガット家、兄上は知っていて、俺にセレグに行くよう言われたのか？」

あ「イザナ様らしいですけど」

ゼ「…そうだな」

次の日ウィスタルかた各地に通達がありゼン達は集まった
ゼ「シヨン卿ティスア卿ヴァレリー卿…子爵家に伯爵家、若い子息ばかりだな」

あ「続けて三人も…」

ミ「確かティスア卿は王城の夜会であったな」

木「うん、一度挨拶したくらいだったけど」

ゼ「そうなのか？」

団長(名前忘れました)「いずれも夜間、屋外にして何者かに矢で射られ重症。1人など野営訓練の深夜狙われています」

あ「誰の仕業か分からないのですよね」

ゼ「ああ、手際から見てそういう生業の者が動いているのだろうと、襲われる場所もばらばらだ。何か狙いでもあるのか」

団長「我々も隊を分けて警戒にあたります」

ゼ「ああ、Aも1人でどこか行くようなことはするなよ」

あ「はい」

ゼ「(オビがかなり心配するだろうからな…)」

ミ「絶対ゼンオビのこと今思ってるよな」

木「だね…」
2人がこっそりと言っていたのは2人しか知らない

亀更新ですいません…
そして下書き最中のが間違って公開してました～
すみません