赤髪の白雪姫～光が見えはじめた少女～【オビ】３ (ページ22)

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（名前）探しページ22

オ「ヘックシュン！！」

白「風邪？」

オ「いや、そんなはずは無いと思うけど、誰かが噂でもしてるのかもね」

白「オビって知らないところでモテてそうだよね」

オ「え、そうかもしれないね、お嬢さん嫉妬してる？？」

白「うん！モテるのってどんな感じなの？！」←

オ「いや、そっちじゃ無い」

木々とミツヒデその後にミツヒデとヒサメが剣を交えたその後、ゼンの元にAは戻ってこなかった

ゼ「どこに行ったんだ？」

ミ「ゼン様、どうかしました？」

ゼ「ミツヒデ、Aを見てないか？」

ミ「A？いや、見てないですけど…」

木「見当たらないのですか？」

ゼ「いや、団員と話をしに行ったんだが、戻ってこなくてな」

ミ「探してきましょうか」

ゼ「そうだな。俺はこっちを探してみる」

しばらくたってもAは見つからず
ゼンの不安はどんどん高まるばかりだった

ゼ「っどこに…ん？」

人気のない場所に行けばここにない少し布が見えた

近づいていくと、スッと布がひかれたのがわかった。
確実にそこに誰かいると感じたゼンはゆっくり近づきながら声をかけた

ゼ「だれかいるのか？？」
とすると何か小さな声が聞こえた

「…様……」

近くまで行ってゼンは顔を覗かせると
そこには三角座りして目に涙をためながら震える声でゼンの顔を見ていた

ゼ「A！！どうした？！」
ゼンは目線を合わせるためにしゃがむと、Aは足首をさすっていた

あ「…ン様……」

ゼ「っさっきの団員になにかされたのか？」

あ「いや、、ち、違うんです。。私が…」
震えながら話すAにゼンは本当に何かあったんじゃないかと心配した

ゼ「(いや、俺が焦っていたら、話せないだろ…まずは俺が落ち着いて話を…)すまん。ゆっくりでいい」

あ「…さっきの団員はなにも悪くはありません。この足の小さなキズを見て…触られそうになってびっくりしただけなんです」

ゼ「そうだったのか…それはびっくりしたな」
そう言ってゼンは優しくAの頭を撫でた

あ「やっぱりゼン様は優しいですね」

ゼ「そんなことは無いと思うぞ。ミツヒデ達も心配してるし行くか」

あ「はい」
差し出された手を掴んで立ち上がると、ゼンと一緒にミツヒデ達がいるところに向かった

ミ「っ！！」

あ「2人とも…心配をおかけしました」

木「ううん、大丈夫」

ゼ「よし、ご飯にするか」
ちょうどご飯の時間なので4人は食事をしに行った