赤髪の白雪姫～光が見えはじめた少女～【オビ】３ (ページ13)

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イザナの嫌がらせでページ13

ミ「なんだろうな？」

木「さぁ」

オ「陛下って神出鬼没ですよね」

あ「それは確かに…」

オ「お、やっぱりAもそう思うかい？」

あ「うん、たまに急にくるからびっくりしちゃう」

ミ「…」

オ「とりあえず、行きませんか？」
そうオビの一言で四人は気楽な集まりとやらに向かった

あ「…」

ミ「大丈夫か？」

あ「はい、私もこう言う人が飲んだりしてるところはたくさん見てきましたが、ここまで人が沢山なのは初めてで…」

ミ「そうだな山の獅子の時もここまではいなかったからな。まぁオビはどんな所だろうが行けそうだけどなってオビは？またどこかに…」

木「うん。その辺に行ったみたいだよ」

そこにシキトとあいオビ抜きの四人で話しているとオビが「いや～」っと手に沢山物を抱え込んでやってきた

オ「ぶはー見て下さい戦利品です。俺も二つほど取られましたけど、酒は控えめですよちゃんと」
みんなでオビが持ってきた戦利品を見ていると一人の兵が慌ててミツヒデの元にやってきた

「あっ！ミツヒデ様！陛下が外でお呼びです！！」

その言葉にミツヒデはシキトに頭を下げイザナの下へと向かったその後を追うように、木々たちも向かった

イ「ミツヒデ」

ミ「はっあれ、お一人で…」

イ「ゼンの部屋に二人とも置いてきた」
っと外の景色を眺めるように横目でそう言った

ミ「え？ゼン殿下と白雪ですか？」

イ「白雪が城に戻っていてもゼンは身が空いていなかっただろう？」

ミ「は、はあ…しかし、もう結構な…夜半です、が…」

イ「だからお前が行く、適当に向かえ。あとは任せる。ゼンにはこれからもあちらこちら動いてもらうからな。たまにはご褒美だ」
そう言ってニヤリと笑うとイザナはその場から離れて行った

イザナが行ってから4人は同じことを思っていた
『『嫌がらせに近い』』

ミ「あー…どうしたもんかな」

オ「いやーいかないわけにもいかないんでしょ？」

ミ「そうだけどな。イザナ陛下がゼンで遊…ゼンをからかってるところがあるとゼンの機嫌が悪くなりそうだなあ～～～と思ってな」
ミツヒデがそう言ってる横でオビは逆立ちをしだした

あ「オビ、すごい」

オ「やってみるかい？」

あ「ううん。やめとく」

オ「ただでさえお嬢さんと2人でいる時に行くわけですから、恨まれ役も大変ですね旦那」

ミ「人事かお前は」

木「行くよう陛下に頼まれたのミツヒデだし」

あ「確かに、ミツヒデさんしか言われてないですね」