美しい人【kr】❀ ページ38
⚠
ガーデンバースパロ、基礎知識必須
オリジナル設定含
設定：友人
きりやん・花生み。左頬から首筋にかけて多めに咲く。痛いしダルい。
A・一般人。
超短編。名前出てこない……
✼ ✼ ✼
美しいと思った＿＿＿
普段は明るく、楽しげに笑い、大声で話すくせに。
花が咲くとその痛みゆえか、それともエネルギーを消費するからか。
いつもとは違う、気怠げなその表情とその瞳がなんとも言えない色気を醸し出すようになる。
その花も、左の頬から首筋にかけてを彩っており、影を落とした表情に優美な香りを添えていた。
初めてそれを見た時は本当に衝撃を受けた。
あれがいつもげらって笑い、人をからかって、私と馬鹿を言い合うあのきりやんなのか、と……。
ふと、彼がその視線を上げる。
ばちりと目が合って、私は動けなくなってしまった。
彼が少し首を傾ける。
その花が一緒に少し揺れた。
「何？」
「いや、別に……」
「なんだよ」
そんな挙動不審な私を見て、彼はふっと口角を上げる。
それがやっぱりいつもと違う、何とも大人な色香と雰囲気を当てられてしまって。
私はぶんぶんと必死に顔を横にふるだけだった。
彼はそう、と言って。
その伏せる、眼鏡越しのまつ毛までもがいつもより際立って見えてしまう。
あぁ、恋に落ちるのって意外とあっけないものだ。
でも私は別に花食みでも、ましてやお揃いの花生みでもない。
彼に栄養を与えることもできないし。
その生活を手助けしてあげることもできない。
苦痛を取り除くこともできない。
その花を美味しいと思うこともないだろうに。
けれど、どうしても彼のその頬に咲き誇る花を食べてみたくて。
その彩りを食んでみたくて。
「きりやん……」
「ん？」
「……やっぱり何でも無い」
「ははっ、本当になんだよ」
いつか、あなたの一部を飲み干してみたいだなんて。
まだそれを伝える勇気はないけれど＿＿＿
end.
✼ ✼ ✼
絶賛スランプ。
ただただ気怠く色っぽいやんさんを書きたかっただけ。
すみません、今回はひとりごと。ないです。
気が向いたらちゃんと本編書きます……(´・ω・`)
しらたま。
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しらたま。(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます✨ (12月30日 0時) (
レス) id: a02f9236c1 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - お仕事お疲れ様です (12月29日 23時) (レス) @page50 id: db3c5f0a70 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま。(プロフ) - なすかまさん» いつもご丁寧にコメくださりありがとうございます！とても嬉しいです^^ やはり皆様の反応は気になりますのでこうしてご感想頂けるのはとてもありがたいです。モチベになります！気ままに頑張りますので、今後もよろしくお願いします!! (11月29日 22時) (レス) id: a02f9236c1 (このIDを非表示/違反報告)
なすかま - 遅くなりましたが、８冊目、おめでとうございます！そして私は幸せです、、、なんといっても、brさんの誕生祭にこんなドキドキキュンキュンするものが読めるなんて、、、。幸せ以外のなにものでもありません！お忙しいとは思いますが、頑張ってください！ (11月29日 21時) (レス) id: 257f27a87a (このIDを非表示/違反報告)
しらたま。(プロフ) - すみれいんさん» コメありがとうございます！バース書いたらすみれいんさんがいらっしゃるかなと思ってました笑 Ωよりこっちの方がなんか病んでる人は多くなりそうです……はい^^; 誤字お目汚し失礼しました！全然そのままで大丈夫ですよ。ありがとうございます！！ (11月17日 22時) (レス) id: a02f9236c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたま。 | 作成日時：2023年11月16日 15時
