花をなぞれば【br】❀* ページ19
⚠ガーデンバースパロ、基礎知識必須
やたらキスばっかしてるので*は保険、苦手な方注意
オリジナル設定含
✼ ✼ ✼
設定：恋人、同棲中
ぶるーく：花生み。左手の甲に1輪で咲く。痛みはあまりなく、咲く頻度も低い。栄養剤もいらず、花生みにしては健康体。
A：花生み。太ももから足首にかけてどこかに、小ぶりな花が複数輪咲く。痛みを伴い、咲く頻度は高い。栄養剤必須。不健康体。
✼ ✼ ✼
ぽかぽかと、お日様の光を受けた部屋の中で。
2人で微睡む時間が一番幸せだ。
2人で一緒に暮らす時に選んだこの部屋の決め手は、サンルームがあること。
私とぶるーくは2人とも花生みで。
花食みがいないならば、よく食べて・よく寝て・よく日光浴しよう！……なんて子供っぽい約束をして恋人になったのだ。
サンルームには今朝干した洗濯物がなびいている。
今日は天気も良いからすぐによく乾くだろう。
2人並んでそこに備え付けのソファに座りうとうとしていると、頭を預けていた彼の肩がぴくりと動いて。
なんだろうと顔を上げてぼんやりと目を開ければ、彼の左手の甲に美しくも鮮やかな赤い花が咲き誇っていた。
その色彩が目を刺激して、脳を覚醒させる。
「……久しぶりに見た気がする」
「うん、僕も」
ぶるーくも自分のことなのに、おお……としげしげと手を持ち上げそれを眺めていた。
花生み、と一概に言っても人それぞれで。
彼はそんなに花を生み出す頻度は高くない。
それ故か花生みにしては比較的健康体で、よく食べて寝ていれば栄養剤もいらないくらいだ。
ただそれだって花が咲けばその分エネルギーを使う。
「今日は沢山ご飯用意しなきゃね」
そう言えば、今までぽけっとしていた彼が目を瞬かせる。
そして何かに気づいたように、私の顔を見てにまにまと笑った。
「それよりもAがいいなぁ、なんて」
「……後で栄養はちゃんと取るんだよ？」
「もちろん」
そういうと顔を寄せてきた彼に私は大人しく目を閉じるのだった。
ちゅ、ちゅ、と可愛らしい音とともに顔中にキスが降ってくる。
そして最後に唇がふにゃりと合わさると、今までの可愛さはどこへやら。
舌で口を割って入ってくると、いつのまにか回していた頭の後ろの手でぐいと引き寄せられた。
✼ ✼ ✼
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しらたま。(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます✨ (12月30日 0時) (
レス) id: a02f9236c1 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - お仕事お疲れ様です (12月29日 23時) (レス) @page50 id: db3c5f0a70 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま。(プロフ) - なすかまさん» いつもご丁寧にコメくださりありがとうございます！とても嬉しいです^^ やはり皆様の反応は気になりますのでこうしてご感想頂けるのはとてもありがたいです。モチベになります！気ままに頑張りますので、今後もよろしくお願いします!! (11月29日 22時) (レス) id: a02f9236c1 (このIDを非表示/違反報告)
なすかま - 遅くなりましたが、８冊目、おめでとうございます！そして私は幸せです、、、なんといっても、brさんの誕生祭にこんなドキドキキュンキュンするものが読めるなんて、、、。幸せ以外のなにものでもありません！お忙しいとは思いますが、頑張ってください！ (11月29日 21時) (レス) id: 257f27a87a (このIDを非表示/違反報告)
しらたま。(プロフ) - すみれいんさん» コメありがとうございます！バース書いたらすみれいんさんがいらっしゃるかなと思ってました笑 Ωよりこっちの方がなんか病んでる人は多くなりそうです……はい^^; 誤字お目汚し失礼しました！全然そのままで大丈夫ですよ。ありがとうございます！！ (11月17日 22時) (レス) id: a02f9236c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたま。 | 作成日時：2023年11月16日 15時
