盈盈一水【na】✤ ページ14
神様パロ
創世神×花人形
……と、いいつつ最初は申し子の話しと絡んできます。
読んでないとわからないです。
時間軸は【WT】恋心を探す物語�察效察γ翳埆検�の、
「黄粱之夢」と「華胥之夢」の間になります。
※友人の名前に黄粱之夢のひろいんの名前を入れてお楽しみください
✼ ✼ ✼
◆ きりやん(申し子)視点
それは俺がチアキを失って神殿に引きこもっている時の事だった。
度々俺の様子を見に来ていた神々だったが、その日のなかむは知らない顔を引き連れてきていた。
「俺の付き人は彼女しかいなかいから紹介しておこうと思って」
「初めまして申し子様。花人形のAです」
そう言ってぺこりと頭を下げた小柄な少女は、とても人離れした容姿をしていた。
人よりも更に白い肌に、白銀に淡い水色の髪と瞳は、ひと目で彼女が人ならざるものだと知らしめている。
その際立った美貌も相まって、なんならなかむ達のほうが人間に近く見えるくらいだ。
何より、そのガラス玉のように無機質な瞳は綺麗だが感情が見えず、美しい作り物のようにさえ思える。
そういえば、花……人形とか言ってたっけ。
そう思っていたのが顔に出ていたのか、なかむが少女の髪を指に絡めながら説明する。
「Aは俺が宝珠を核にして、紫陽花の花や葉と聖水から作ったんだ」
「は……？」
「水を扱う力を持っている俺の眷属だよ」
だいぶ神様の突拍子もない話しにも慣れてきたつもりだったけど、また理解の範疇を越えた話しをされた気がする。
そっと少女を見れば彼女は気にした様子無く、その感情の見えない瞳で口元だけにこりと微笑んだ。
✼ ✼ ✼
「あれが申し子様……」
挨拶を終えて自分達の神殿への帰り道。
なかむ様の横を飛びながら先程の青年を思い出す。
元人間で今は不老不死といえども、だいぶ精気が無く、どんよりとした空気を背負っていた。
なかむ様は申し子様の前ではにこにことしていた笑みを消して真面目な顔して頷いた。
「ああ。俺達にも責任はあるんだ……Aまで巻き込んで悪いけど、頼んだよ」
「うん、任せてなかむ様」
こくりと頷き返してから、自分の中心へと意識を寄せる。
そこに気の所為かもしれないが暖かさを感じて、思わず声をかけた。
「申し子様に会えて嬉しいんだね。また会いに行こう……チアキ」
✼ ✼ ✼
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しらたま。(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます✨ (12月30日 0時) (
レス) id: a02f9236c1 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - お仕事お疲れ様です (12月29日 23時) (レス) @page50 id: db3c5f0a70 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま。(プロフ) - なすかまさん» いつもご丁寧にコメくださりありがとうございます！とても嬉しいです^^ やはり皆様の反応は気になりますのでこうしてご感想頂けるのはとてもありがたいです。モチベになります！気ままに頑張りますので、今後もよろしくお願いします!! (11月29日 22時) (レス) id: a02f9236c1 (このIDを非表示/違反報告)
なすかま - 遅くなりましたが、８冊目、おめでとうございます！そして私は幸せです、、、なんといっても、brさんの誕生祭にこんなドキドキキュンキュンするものが読めるなんて、、、。幸せ以外のなにものでもありません！お忙しいとは思いますが、頑張ってください！ (11月29日 21時) (レス) id: 257f27a87a (このIDを非表示/違反報告)
しらたま。(プロフ) - すみれいんさん» コメありがとうございます！バース書いたらすみれいんさんがいらっしゃるかなと思ってました笑 Ωよりこっちの方がなんか病んでる人は多くなりそうです……はい^^; 誤字お目汚し失礼しました！全然そのままで大丈夫ですよ。ありがとうございます！！ (11月17日 22時) (レス) id: a02f9236c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたま。 | 作成日時：2023年11月16日 15時
