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一度神殿によってからぶるーくと分かれて村へと向かう。
神殿経由で村に定期的に報告はしていたが。
果たして人でなくなった自分を受け入れてもらえるのか。
だが、そんな不安は杞憂に終わる。
村は神殿に近いこともあって信心深い人が多い。
村長や年配に近い人ほど、俺が太陽神に見初められたと喜んでいた。
複雑な思いをいだきつつ、その歓迎を受け入れていると、ふと家族や友人の姿が見えないことに気づく。
……Aもいない。
それになんだか嫌な予感を感じていると、突然飛び出してきた人影にばしん！と横っ面を叩かれた。
「……いｯ！？」
「何で今更帰ってきたのよ！！」
「は……？」
容赦のないビンタに頬を抑えながら、何事だとそちらを見て口をつぐむ。
それは俺とAの幼馴染の1人である、友人の少女だった。
涙をぽろぽろと零しながら肩をいからせ、俺に向けて憎しみの感情を向けてきている。
もう一発と振り上げた手を、別の友人の青年に止められていた。
「おい！落ち着けって！きりやんは知らないんだから！！」
「だからって……！！」
そのやりとりに何がなんだかわからず呆然としてしまう。
ふわふわと光の玉が俺とその友人達の間を漂っているのを見ながら、なんだか嫌な予感がずっと胸をちくちくと騒がせていた。
「なぁ…………Aは？」
その言葉に俺を殴ってきた少女はがくっと崩れ落ち、それを止めた青年はふと視線をそらした。
2人の様子にどくん、と心臓が鳴る。
ぶわりと溢れてきた冷や汗が、背筋に寒気を呼び込んだ。
青年がそっと口を開くのが、何だかとてつもなくゆっくりに見えた。
「死んだ」
ふとその音が意味する言葉が理解できなかった。
ぐらりと平衡感覚がおかしくなった気がして、足の裏にぐっと力を込める。
青年も、少女も、そして周りで俺等の様子を伺っている村人たちも。
誰も俺と目を合わせない。
誰も言葉を発さない。
「は……？」
しん、とした空気に俺の漏れた声は予想より大きく響いた。
「半年前だよ……お前の帰りを待ってたんだ。けど……」
身体ががくがくと震える。
それに合わせて、嘘だと首をふるが、誰も冗談だと言ってくれない。
なぁ……どっかにいるんだろ？
嘘だろ？驚いたか、って笑って聞いてくれよ……
「あ……あぁあああああああああああああああああああｯ！！！！！」
そんな訳ないって、誰か言ってくれ……！！！！！！
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しらたま。(プロフ) - あやりんさん» お気に召して頂けたら幸いです^^ 今後もよろしくお願いします！ (11月15日 18時) (
レス) id: a02f9236c1 (このIDを非表示/違反報告)
あやりん(プロフ) - ハピエンだったーありがとうございますありかとうぅ〜😭しらたま。様が神やー。 (11月15日 15時) (レス) @page49 id: 80b44a8615 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま。(プロフ) - みさん» コメありがとうございます！そう言って頂けると嬉しいです^^ ありがとうございます！ (11月14日 23時) (レス) id: a02f9236c1 (このIDを非表示/違反報告)
み - うわあああ、、😭神様ハピエン本当に感動しました、、!素敵な作品ありがとうございます😭 (11月14日 22時) (レス) id: 7c62ca1e5e (このIDを非表示/違反報告)
しらたま。(プロフ) - あやりんさん» コメありがとうございます！皆さんの反響もありがたく、現在隙間ぬって制作中です。恐らく、夜には上げられるかと思います。しばしお待ちくださいませ！ (11月14日 17時) (レス) id: a02f9236c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたま。 | 作成日時：2023年10月30日 15時
