僕だけのお姫さま＊wt/br ページ7
設定 br 人間の王子様 × 魔女
若干の依.存表現？病み表現？有り
＿＿＿＿＿＿
あの日、私は人間の王子を拾った。
拾ったと言うより、“彼が勝手に私の住む森に迷い込んだ。”と言った方が正しいのかもしれない。
初めはすぐに箒に乗せて王都に返していた。
「もう私のところには来ないでね？大人しくお城で遊んでいるのよ。」
“王子攫いの魔女”と呼ばれるのはごめんだ。
しかし彼は“いつの間に私はこの子を呪ったの？”とだんだん思い始めてくる程、何度も“道に迷った”と言い私の元へ帰ってきた。
８回目に私の元へ来た時は、もはや私が呪ったんじゃなく、神様の悪戯、嫌がらせ？かと思った。
「お城に返しても、どうせ君は戻ってくるんでしょ？」
Br「うん！だってぼく、まじょさんのことがすきなんだもん！」
子供の冗談は私にはよく分からない。
でもその日は王都に返さず、立派な王子に育ててあげようと心に決めた。
“魔女が育てた王子様”
なんておとぎ話でしか聞いた事がないけど。
＿＿＿＿＿＿
それから何年経ったっけ。
王様が死に、彼が次の王様になるという通達が私の元に届いてから数週間後のこと。
彼が私の元にいると知った騎士達に捕らえられて、私は正式に“王子攫いの大魔女A”と言われるようになった。
当時の彼は“お城で一緒に暮らせるかもしれない”と思っていたのかも。
まあ実際にお城には住んでいると言えば住んでいるが…
当初はお城の地下牢に収監されていたのに
数年前から牢屋ではなく、彼のわがままで決められた一室に住んでいる。というより閉じ込められている。
最初は薄暗くて湿っぽいあの牢屋よりまだマシだと、彼が情も分かる優しい子に育ってくれて良かった。流石私が育てた王子様だと勝手に優越感に浸っていた。
けど、私はいつ育て方を間違えたの……？
Br「僕にはAさましかいないの、
Aさま、もっと僕の事見て、僕のこと愛して、？
Aさまはもう僕のことを愛してくれないの？
どうして？僕のこといっぱい愛してくれたのに、
今はもう好きじゃないの？
やっと僕のものになってくれた。
僕だけのお姫さま__」
end_
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しらたま。(プロフ) - るあさん» るあさん！返信が遅くなってしまい申し訳有りません！何かしらで通知を見逃してしまっていたようです(汗) コメ頂きありがとうございます！ntjさん少し特殊なお話でしたが受け入れて頂けてとても嬉しいです＾＾ 残り数日、お付き合いくだされば幸いです✨️ (4月25日 2時) (
レス) id: 5d28ad3807 (このIDを非表示/違反報告)
るあ(プロフ) - 拾われた子とその恩人の話好きなので嬉しい、！特に'それはきっと素敵なこと'が好き！善意から距離取ろうとする主人公と接し方が分からないinrさん可愛すぎました、私もあのご夫婦大好きなのでメインなのも嬉しかったですれ！！ (4月17日 17時) (レス) id: cdc395c024 (このIDを非表示/違反報告)
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