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「……やっぱり、私は会わないほうが良いんじゃないかな？」
「どうして？」
「う〜ん、だってしにくん。魔女のこと怖がる子だったらかわいそうだし……」
トラくんは私のことは伝えているとは言っていた。
それでも、今日実際に会ったこときっかけに２人の仲が壊れてしまったりでもしたら……。
そう思っていたらぺんちゃんが呆れたような顔して頭の後ろで手を組んだ。
「分かってて会うって言ってくれてるんだから大丈夫だよ。それにトラゾーはそういう子を選ばないって」
「そう？いざとなったら母親より恋人じゃない？」
「ないない、俺らに限ってない」
ぺんちゃんの言葉にしにくんもノアくんも力強く頷いてくれるけれども。
そういうものかな？いかんせん、世間様の一般的な親子関係が分からないから何ともいえない。
そんなこんなで不安を３人に吐露しながらお茶を飲んでいると、トラくんの帰宅を告げるベルの音が鳴った。
「お、お帰りなさいトラくん」
「Aさん、みんな、ただいま」
にかっと笑う大柄な彼の後ろから、ちょこんと小柄な影が現れる。
おずおずと姿を表した彼女はぺこりと頭を下げた。
「Aさん紹介するよ。こちらお付き合いさせてもらってるイナリさん。イナリさん、こっちは俺らの母親のAさん」
「は、初めまして！お、お邪魔します」
か、かわいい……
呆然とその少女を見ていると後ろからノアくんにどつかれてはっとする。
「あ！初めまして、森の魔女Aです。さ、座って」
「は、はい」
緊張している女性２名をよそに、４人はわいわいと盛り上がっている。
「＿＿＿だから、結婚したらこの結界の敷地内に家を建てたいと思うんだけど、いいかなAさん」
「トラくん、それは私は全然いいけど……イナリさんはいいの？こんな森の中で、街から離れちゃうけど」
「はい、私ももう家族は他にいませんから」
そういえばご両親は早くに、と話していた。
まぁ２人が良いというのであれば、もう小さい子供ではないのだから任せるとしよう。
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しらたま。(プロフ) - るあさん» るあさん！返信が遅くなってしまい申し訳有りません！何かしらで通知を見逃してしまっていたようです(汗) コメ頂きありがとうございます！ntjさん少し特殊なお話でしたが受け入れて頂けてとても嬉しいです＾＾ 残り数日、お付き合いくだされば幸いです✨️ (4月25日 2時) (
レス) id: 5d28ad3807 (このIDを非表示/違反報告)
るあ(プロフ) - 拾われた子とその恩人の話好きなので嬉しい、！特に'それはきっと素敵なこと'が好き！善意から距離取ろうとする主人公と接し方が分からないinrさん可愛すぎました、私もあのご夫婦大好きなのでメインなのも嬉しかったですれ！！ (4月17日 17時) (レス) id: cdc395c024 (このIDを非表示/違反報告)
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