おまけ /2 ページ14
【設定】白鳥沢3年マネ
「幽体離脱〜」
懐かしいネタが耳に届いた大規模合同合宿最終日。部員の割にマネージャーが少なくて疲れて幻聴でも聞こえてきたのかな、そう思ってザた○ちのネタがした方を見ると稲荷崎の双子がなんかしてた。
その周りを何故かウチの部員が囲んでたけど、山形と天童の笑いのツボ浅すぎて心配になる。双子みるたびにザ○っち要求すんのやめなよ。
なにが面白いんだと思いながら舞ちゃんに用事があったのでソコを素通りしようとしたら丁度「ちょっとちょっとちょっと」中だったらしく見事に私の頭に7番くんのチョップが炸裂した。
「痛っ……！」
「わあああ白鳥沢のマネさん！！！大丈夫ですか！？ほんますいません！！！」
男子のしかもバレー部の、それに超強いサーブを打つような彼のチョップはすごく痛くて。でも何度も頭を下げて謝ってくれる彼を見たらじんじんと頭は痛むけど「大丈夫だよ」とだけ返した。
でもそれを見ていた天童と稲荷崎の4番くんが無駄に騒ぐから無駄に周りからの視線が痛い。背後から7番くんを呼ぶ声が聞こえて、振り返ると何故かウチの主将がいた。
「頭は大丈夫か？」
「若利くん、その聞き方ちょっと失礼」
「……？そうか、すまん」
若利くんの横に稲荷崎の主将も立っていて、威圧感が半端なくて若干引いた。主将さんからも謝られたけど本当に大丈夫だったからそう返すも、7番くんの額からはダラダラと汗が垂れていた。
え、まって怖いタイプの主将！！？え、ごめん。なんか逆に申し訳なくなった。
そのまま主将さんに7番くんは連れ去られてった。本当にごめんなさい。私の不注意なのに。
「Aさんおでこ赤くなってます」
「あ、賢二郎」
「保健室行きましょう。付き添います」
大袈裟な気がするけど、賢二郎に手を引かれて体育館を後にした。舞ちゃんに何か言うことあったはずなのに騒動のせいで忘れた。
なんだったんだっけ、まあいっか。
＊＊＊
「次の試合、鴎台と伊達工だから舞ちゃんに伝えてきてくれない？？？」
「わかった〜」
.
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しらす(プロフ) - なななさん» えええ光栄なお言葉ありがとうございます(＞＜)すべて読んでいただいて嬉しいです！これからも頑張ります〜 (2020年7月20日 20時) (
レス) id: 4f75907372 (このIDを非表示/違反報告)
しらす(プロフ) - かざぐるまさん» あの番外編大好きなので取り入れちゃいました笑 コメントありがとうございます！ (2020年7月20日 20時) (レス) id: 4f75907372 (このIDを非表示/違反報告)
ななな(プロフ) - 初コメ失礼します！高校生のお話も現代のお話もどれもすごく面白かったです。作者様の小説すべて読ませていただいてます！これからも応援してます。 (2020年7月20日 18時) (レス) id: 20e35ce5f1 (このIDを非表示/違反報告)
かざぐるま - 及川ハンガー は草ｗwあの本誌での弄りっぷり、また思い出してしまいましたw及川さんお誕生日おめでとうございますｗwコメント失礼しました！お話面白かったです！！ (2020年7月20日 16時) (レス) id: 05fc39e1de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらす | 作成日時：2020年7月20日 2時
