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ストチューブ ページ16

『YouTube内での衣装、ですか???』
「ええ、メンバーが貴方にお願いしたいと」
『えぇ…。光栄な事ですけど。』
あたしのスタイリストとしての仕事は主にテレビ出演での衣装を担当していたが、6人に気に入って貰えたようでYouTube内での衣装も担当させて貰えるらしい。
(私服で撮ってるかと思ってたけど、あれも衣装だったんだなぁ)

SixTONESのマネージャーさんからのお話を引き受ける事にして、また彼らとの接点が出来た。
(彼らの輝きを見るのはとても好きだ。)


彼らのYouTube撮影は主に事務所の一室が多いらしい。
色んな企画を考えて、YouTubeを観てる人たちを楽しませてる。YouTubeの撮影は結構ハードで1日に何本も撮るのだと、マネージャーさんから聞いた。

(YouTube何本も撮りつつ、ダンスの練習も、テレビの収録も、ライブも、映画やドラマも…。すごい。いつ休んでるの?)

改めて彼らの凄さを知った。

『本当にすごい6人だなぁ』
「えぇ、ここ数年は更に活躍の場を増やしてSixTONES時代来たぞ!みたいな雰囲気ですよ。」
マネージャーさんも何故か得意げで話すのをみてあたしは微笑ましくなった。
『そのお仕事、お引き受け致します。』
ぺこりと頭を下げると、よろしくお願いします。とマネージャーさんも、ぺこりと頭を下げた。

(仕事を認めて貰えるなんて…本当に光栄な事だなぁ。)
会議室から出て、ルンルン気分で柄にもなく鼻歌を歌い出しそうになった時。

「Aさん?」
綺麗なソプラノの中にとても鋭い棘の入ったような冷たい声がした。
『あっ…、えと…本田…先輩。』
何故か冷や汗が止まらない。指先が冷たくなっていく感覚が広がっていく。

「あなた、まだこの業界にいたの????」

ドクン

(あなた新人のくせにあたしの衣装にケチつけるって訳?!)
(何を勝手なことやるのよ、スタイリストとして失格よ!)
(あんたのセンスで喜んでもらえるとでも!?)

『あ、その…。えと…』
今まで何故忘れてたのだろう。いや消し去りたかったんだろうか。冷たく棘のある数々の言葉が次々と溢れ出てきて…。

ぐらり。視界が真っ暗になりあたしは意識を手放した。

過去のおはなし→←ありがとうございます。



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こはく(プロフ) - コメントありがとうございます!これからも更新がんばります! (1月24日 14時) (レス) id: e2e4d3041d (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - 更新ありがとう御座います!続き楽しみに待ってます! (1月24日 12時) (レス) @page19 id: ac351487ee (このIDを非表示/違反報告)
こはく(プロフ) - ありがとうございます💦 (11月25日 14時) (レス) id: e2e4d3041d (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - オリ/フラ外し忘れていますよ!💦 (11月25日 13時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こはく | 作成日時:2023年9月27日 15時

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