まさかあたしがモテるなんて！ (ページ14)

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ストーンズハウス1.5 ページ14

※ストーンズハウス・2の間のちょっとした番外編

「みんなで、ナンジャモンジャゲームしない？」
ジェシーくんが取り出したのは1つのカードゲーム

『ナンジャモンジャゲームですか？？？』
「うん、1人ずつカードをめくって、捲ったカードのキャラクターに名前をつけていくの。で、その名前を覚えておく。同じキャラクターが出たら名前を1番早く言った人がカードを貰っていくゲームだよ。」
優吾くんが、丁寧に説明してくれた。
『分かりました！』
「じゃあ、最初は名前を決めていこうね」
大我くんがそう言うと、カードをシャッフルして1つの山を作った。山の中から1枚樹くんが捲る。
「こいつの名前どんなのにする？」
樹くんがあたしに聞いてきた。
『え、あたしが決めるんですか？』
「とりあえず、だよ」
『えーと…えーと…スケテコさん…とか？』
「「「「「「………」」」」」」
『え、だ、ダメでした？？？？』
「Aちゃん、絶妙にネーミングセンスないんだ。」
『北斗くん、失礼すぎません？』
真顔の北斗くんに狼狽えながらも反論すれば
「服のセンスはバッチリなのになぁ…」
大我くんも、はぁとため息をつき呆れ顔。
『え？そんなにダメでした？』
優吾くんにチラリと助けを求めれば苦笑いされてしまった。

ジェシーくんも慎太郎くんも爆笑してるし、樹くんも堪えてるつもりだろうけど肩揺れてるし。

『えぇー…可愛いと思ったのになぁ。』
スケテコと名付けたカードを指でぴんっと弾き飛ばした。