寝顔の動画 ページ15
雑誌の打ち合わせの少し前
私が部屋に入ると亮くんは既にイスに座っていた
ちょっと遅かったかなって思い
『ごめん、遅くなっちゃった。』
と一言彼に向けて声をかける
だけど、彼からの返事は無くて不思議に思ってると
カクンッと頭が船を漕ぎ出した
最近忙しそうだったしなぁ、なんて考えながら
隣に座る
何度か声をかけても反応無し
おでことかほっぺたとか弄ってみるが、これも反応なし
どうしたらこんなにここで熟睡出来るんだろうか
『あ、そうだ。』
私は不意に動画を回し始める
『亮くん〜。』
『ねえ、亮く〜ん』
『…おりょう！』
いつもは呼ばない呼び方で声をかければ
亮くんはもぞもぞと返事をする
『起きた？』
「…おきない。」
そう言うと彼はまた寝る体勢に入っていく
それを見て私は大きな笑い声を上げてしまった
そのせいか、おかげか、亮くんは眠い目を擦りながら顔を上げた
「うん…ん？A、来てたの？」
『来てたよ、動画も撮ってた』
「動画…？え、動画？？」
『ツイッターに上げといたからそっち見て。』
「え、全然聞いてない…盗撮じゃん！この前ダメ絶対とか言ってたのに。」
『私はいいんです〜。』
私の笑い声と亮くんの戸惑った声の中に
担当さんが入ってきて打ち合わせが始まっていく
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リペル(プロフ) - 横浜流星くん、リクエストします！ (2019年7月17日 0時) (
レス) id: eae8d95dfc (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - こんにちは！お話面白いです！更新頑張ってください！すっごい@fffっていう人アンチですね。笑 (2019年7月5日 22時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白帆 | 作成日時：2019年6月13日 0時
