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男「喜んで。」
すんなりとOKしてくれた相手と私はフロアの端にあるテーブルにお酒を置いて立ち話をした。
『お仕事は何をされているんですか?』
男「城山企業って知ってる?」
『もちろん。有名な大きな企業ですよね。』
男「そこの社長の秘書をしているんだ。」
『秘書さんだったんですか!大変じゃないですか?』
男「まぁ、楽な仕事ではないかな。」
『なんか、間違っていたら申し訳ないんですけど、
私の友人も城山企業に勤めていてその友人から
その、、城山企業の社長が裏でやばいことしてるって聞いたことがあって……。』
男「あぁ、、社長は金に目がない人でね。
金を稼ぐなら手段は問わないって感じで。
だからあまり大きな声では言えないけど裏で薬や女を売ったりしてる。」
『そんな……。
じゃあそんな社長の秘書って色々と大変なんじゃ、、』
私が男の気持ちに寄り添って、共感してあげるとペラペラと企業の裏の話をする男。
バカだなぁ。
ダメだよ。秘書が簡単に話しちゃ。
でもおかげで分かったことが。
次取引が行われるホテルの細かな場所や警備の配置、取引先の事とか。
これだけ知れたら十分。
『そうなんですね……。
あまり無理しないでくださいね。
……では、そろそろこの辺りで。』
そう言ってその場を離れようとしたその時、急に腕を掴まれたかと思えば
男「待てよ。
これだけ思わせぶりな態度とっといて何もなしとかあり得ないだろ。」
そう言われ連れていかれそうになる。
『いやっ、、やめて!!』
今の私ならこんな男なんて倒すことは可能。
でも、こんな所で私の素顔さらすなんてこと、今後の情報収集の時にも影響が出る。
だから今の私には男の手を振り払おうとすることしかできない。
すると、
?「おい。」
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N(プロフ) - 佐野 愛梨宙さん» いえいえ(#^^#)ご指摘ありがとうございました!もしかしたら佐野さんと同じことを思う方もいらっしゃると思いますし、もしかしたら書き直すかもです!ご意見ありがとうございました! (2019年8月24日 22時) (レス) id: a1343c7499 (このIDを非表示/違反報告)
佐野 愛梨宙(プロフ) - Nさん» あ、、全然です!似てるなぁ、と思っただけです、笑 私はただ作者様知ってるのかなぁと思い、コメントさせていただきました、御手数おかけし、申し訳ありません。 (2019年8月24日 16時) (レス) id: d95742d3ae (このIDを非表示/違反報告)
N(プロフ) - 佐野 愛梨宙さん» 暗殺教室にあったんですか?すいません、聞いたことはありますが、見たことなくて…。内容書き換えた方がいいですか? (2019年8月24日 16時) (レス) id: a1343c7499 (このIDを非表示/違反報告)
佐野 愛梨宙(プロフ) - まさか、、すごく暗 殺 教室で見たことありますなぁ、、あ、違ったらすみません! (2019年8月24日 15時) (レス) id: d95742d3ae (このIDを非表示/違反報告)
N(プロフ) - ゆーゆさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年7月9日 23時) (レス) id: a1343c7499 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:N | 作成日時:2019年7月9日 1時