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There is no, ページ4

騒がしい中の、
さらに一番騒がしい所を抜けて。

いわゆる、VIPルームみたいな。
ちょっとフロアも違う、そんな場所に。
俺は二人に無理くり連れていかれて。

部外者だというのに、警戒心もなければ。
当たり前のように遠慮もなく。
それがある意味、気楽だったりする俺もいて。

なんだろな、二人に感化されたのか。
二人にどこか惚れ込んだのか。

確かに今の俺には記憶がないから。
雛鳥みたいな意味では、二人には頼りっきりなのかもしれないけれど。
二人に、介護されているようなもんなんだろうけど。



そんな彼らの、専用の場所。みたいな所には。
数人の、多国籍な人々。
肌の色も違えば髪の色も、目の色も違う。

…そういう俺だって、日本人とは、少し違う色だけど。
赤っぽい髪に、若干左右で色の差がある…青い目。
そんな奇怪な俺が、混じり込んでも。
大丈夫だなって、思える人たち。


もちろん、いきなりの登場に警戒心はバシバシで。
殺気も強いけど。
……怖いとか、そういうことは。一切思わなくて。

むしろ、頼もしいと思う俺がいる。
楽しいと、思ってしまう俺がいる。



こんなことに、俺は慣れていたのだろうか?
この疑問は、俺の記憶に関係あるのだろうか?

対峙しながら、ふと思った。

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亜李須(プロフ) - シラハマ00さん» いえいえ!シラハマ00さんの作品最高です! (2019年8月24日 23時) (レス) id: 99d7320faf (このIDを非表示/違反報告)
シラハマ00(プロフ) - 亜李須さん» コメントありがとうございます。励みになります。 (2019年8月24日 23時) (レス) id: 164cfc7a3c (このIDを非表示/違反報告)
亜李須(プロフ) - 控えめに言ってまぢ最高です! (2019年8月21日 11時) (レス) id: 99d7320faf (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年6月6日 6時) (レス) id: a4d5ee9def (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シラハマ | 作成日時:2018年6月6日 4時

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