【男主】スクエア史上最高のイケメンは重度の男好き【コロイカ】

第１９話「アロハ君と」 ページ20

【A視点】


一体僕はどうしたらいいんだろうか…。Ｓ４のみんなに同時に言い寄られてるし、この中から選ぶなんて無理だし…。


『じゅ、順番こじゃダメかな？』

アロハ「なら俺が一番ね！」

アーミー「おいアロハ！」

スカル「やめろアーミー」


あれ？以外とすんなり？


マスク「後から順番が来るんだからそんな騒いでも無駄だぞ〜」

スカル「お前はアロハのあとでも十分だろう？」

アーミー「貴様ら…」

『じゃ、じゃあまずはアロハくんからだから！みんなまたねー！』

ライダー「おい！A！」

メガネ「A！」

グローブ「またね。A」

ゴーグル「ばいばーい！」


そう言って僕はアロハ君の手を取ってその場を離れる。ロビーから出たところでアロハ君に話しかける。


『で？僕とどんなことしようか？アロハ君』

アロハ「まずは、キミとまた会いたいし、フレンドにならない？」

『いいね。僕、積極的な子は好きだよ』

アロハ「ありがとっ♪」


こんな感じで僕らはフレンドになった。いやー、キミみたいな素敵な子とフレンドになれるなんて、僕ってやっぱ人気者だよなぁ。


アロハ「じゃA、俺とデートしよ♪」

『もちろん…って、デート？』

アロハ「俺キミのこと気に入っちゃったんだ。だからちょっと付き合ってよ♪」

『キミのためなら、何処にだってついていくよ』


てかアロハ君ってめっちゃいい匂いするね？香水かな？それとも柔軟剤かな？


アロハ「今からパーリーするからさ、一緒に来てよ」

『楽しそうだね。キミと一緒なら』

アロハ「う、うん…」


あれ？もしかして照れてる？ったく、キミってば本当に可愛いんだから…。


〜ホテルニューオートロ〜


ダイバー「お、アロハ来たッ！」

アロハ「やっほーみんな！スペシャルゲストを連れてきたよ〜♪」

『やぁ、ピンクチームのみんな』

ムギ「えッ！？A！？」

オクタグラス「えっ！嘘ッ！？」


僕の顔を見た瞬間、二人のガールが騒ぎ出した。あれ？もしかして僕って有名人？いやそうか、「スクエア史上最高」って肩書があるんだもんな。


ダイバー「え？なに？」

ムギ「なんで知らないの！？Aってイケメンで有名なんだから！」

オクタグラス「生で見れるとかサイコー！」

アロハ「確かに、嫉妬しちゃうぐらい顔が整ってるよね」

『なぁに？僕に見とれちゃってる？』

アロハ「うんって言ったら、どうする？」

『えッ？』



続く

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