第1話「天使と紳士」 ページ2
ハイカラスクエア―
数多の強者が集うこの街に、「スクエア史上最高」という異名がついた者がいた。
しかし、その人物はある問題を抱えていた。それは―――
『ねぇそこの君!めっちゃ可愛いね!僕とお茶しようよ!』
「え、俺男…」
重度の男好きだったのである…―
【A視点】
『あー…さっきの子、めちゃくちゃタイプだったのにな〜…』
ナンパに失敗しちゃって僕悲しいなぁ。ま、僕がイケメン過ぎてちょっとびっくりしちゃったんだよね。
なんたって僕は「スクエア史上最高のイケメン」だからねぇ。ちょっと謙遜しちゃうのも無理ないよね〜。
『まぁ、いっか。次だよ次!』
ドンッ
そんな風に自分を元気づけて、フク屋に行こうとしたんだけど、よそ見をしていたせいで誰かとぶつかっちゃった。
『あ、ごめんね。大丈b……!』
そう言いながら手を差し伸べた瞬間、僕の体はフリーズしたよ。だって、目の前にいる子、めっっっっちゃドタイプなんだよ!!
「あはー、俺もごめんね!大丈夫だよ!」
そう言いその子は俺の手を掴んで立ち上がった。うわあああああ!!!なんて天使なんだ!!そんな目で微笑まれたら、僕の体は光の粒子と化してしまうよ!
落ち着け僕!平静を装うんだ!!さりげなく名前を聞こう!
『それはよかった。あれ、君ってもしかして…』
ゴーグル「俺のこと知ってるの?俺ゴーグル!」
『ご、ゴーグル君かぁ!いつもバトル見てるよ!』
なんと!君はあのゴーグル君だったのか!だから笑顔が眩しかったんだね!空よりも青いインクカラーが素敵だなぁと前々から思ってたんだ。
ゴーグル「君はなんていうの?」
『ああ、僕かい?僕はAだよ』
ゴーグル「Aくん!よろしくね!」
そう言ってゴーグル君はニカっと笑う。ああ、もう僕は人生に何の悔いもないよ…。そう空を仰いでいると、遠くから「ゴーグルーッ!」と彼を呼ぶ声が聞こえた。
『おや、君の事を呼んでるみたいだね』
ゴーグル「あ、メガネくーん!!」
『メガネ君…ああ、君のチームメイトか』
そうだよー!とゴーグル君が返事をすると、そのメガネ君が遠くから小走りをしながらこちらに近づいてきた。彼は僕の顔をみるなり、とても驚いた表情をしていたよ。可愛いね。
メガネ「こんなとこ何やって…って、Aさん!?」
ゴーグル「メガネ君知ってるのー?」
メガネ「知ってるも何も――
続く
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お茶畑(プロフ) - おもちやよ〜さん» 長文感想大変嬉しいです。これからもっと他のキャラとも絡ませますので、楽しみにしていてくださいね。 (7月31日 15時) (レス) id: 934062de8e (このIDを非表示/違反報告)
おもちやよ〜 - 応援します!頑張って下さい 長文失礼しました (7月31日 1時) (レス) @page25 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
おもちやよ〜 - 戦い方の表し方とかコロイカキャラの急なデレや絡みに心を撃たれたおもちやよ。尊い、、夢主くん最強夢主くんしかみないよ(嘘です他のキャラのカプがクソみたいです)とても良かった心がこう、、ぶわってなりました!アロハくんが少しデレるとか夢主くん好き これからも (7月31日 1時) (レス) @page25 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
お茶畑(プロフ) - ユアさんさん» 感想ありがたいです。あまり更新できませんが、気長に待っていただけると嬉しいです! (5月21日 20時) (レス) id: 934062de8e (このIDを非表示/違反報告)
ユアさん - 主人公のキャラやストーリーがめっちゃ好きで、とても面白いです!自分のペースで、頑張ってください. ̫.)" (5月19日 21時) (レス) @page15 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お茶畑 | 作成日時:2023年5月13日 16時