【闇愛】攻村乱数__リクエスト ページ14
「ねぇ、水曜日以外は外出すんなって...ぼく言ったよね?」
「ひ、ごめ...ごめんらむ、らむだ...っあ゛!?」
「ココ、別の男に触られて嬉しかった?」
電気の灯っていない乱数の部屋で、Aは体を拘束されていた。恐ろしく冷たい目をした乱数が、異様に優しい声で語りかける。
「ははっ、仕事帰りにナンパされてる恋人を見たぼくの気持ち...分かってる?」
「ごめんって言ってる...ひィっ」
「あー、Aのこの声聞いたやつが...俺以外にもいるなんて。最っ悪だ」
いっそ声帯潰すか?んーでも、そしたら俺が喘ぎ声聞こえないしな...なんて、冗談なのか本気なのか分からないことを呟く乱数。
「...A、ぼくのこと、好き?」
「っ当たり、前だろ...!」
苦手だった極彩色の服ばかりを着るようになったのも、髪の毛を彼と同じピンク色に染めたのも、携帯電話の連絡先を全員消したのも。
全部、こうならないためだったのに。
乱数の目に映るのは、完全なる「狂気」。
「は、ほく以外を見るなんて許すわけないじゃん!」
「あっ、が!?」
そして、いきなり強く押し倒された。
ベッドではなく、硬い床に。
「いたい、...って、おい!」
「あーもう、監 禁しないだけ有難いと思ってよ。ま、それも時間の問題か...」
「おい!」
打ち付けられた肩が痛む。
そして、無理矢理脱がされた服から顕になったAの素肌を、舐めるように見つめた乱数。
「頂くねっ!」
「や、やだ...っ____!!!」
乱暴に扱われたせいか体が酷く痛む。
朝の日差しが鬱陶しく、昨夜の行為すらAにとってはどうでもよくなってきた。
「あ、Aおはよう。...その、昨日はごめんね?」
「いいよ、おれも悪かったし...」
飴と鞭の使い方が異様に上手い乱数は、こうして着実にAを陥れていく。そしてそれは、遂に成果を表した。
「Aがまた誰かに襲われちゃわないように、これから鎖を付けてもいいかな?...わぁっ、ありがと!」
ふふ、と笑う乱数。
それに比例しAも笑う。
ああ、ついにやったと乱数は思う。2年間と一晩の努力により……、ついにAは狂ってしまったのだ。
もう、手枷や拘束縄にも躊躇しないだろう。
むしろそれを乱数の愛と思い込み、自らを監 禁するやも知れない。
「...やっとだ」
「?」
「んーん、なんでもない」
「A、愛してるよ」
「おれも」
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げんちゃ - リクエストです。男主受けの総攻めをお願いします。 (2020年2月17日 14時) (レス) id: f814d33098 (このIDを非表示/違反報告)
氷牙 - リクエストです。男主攻めで入間さんにお仕置きをお願いします。 (2020年1月31日 23時) (レス) id: 990e5cc797 (このIDを非表示/違反報告)
神羅 - リクエストで、独歩の攻めを書いてもらっても宜しいでしょうか…? (2020年1月27日 18時) (レス) id: 9b379c5a93 (このIDを非表示/違反報告)
BS(プロフ) - 簓の受け書いてください! (2020年1月26日 2時) (レス) id: 5e6c663fd7 (このIDを非表示/違反報告)
tyoko - リクエストいいですか?乱数攻めのヤンデレが見たいです! (2020年1月23日 21時) (レス) id: 5c05b27ca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:潮海 | 作成日時:2020年1月19日 23時