過去の時間 ページ3
【A．side】
そうだ
昔……ーーーーーーーーー
『なーぎーさっ！』
「わっ！A！」
『えへへ、びっくりした？』
小学校の時
渚ととても仲が良かった
「なになにー？
なんの話？」
「あ、加奈子ちゃん」
『あのねぇ、渚がー』
そう、加奈子ちゃんは
私の仲のいい友達だった
でも、ある日……ーーー
「私……
渚君の事好きなんだ…」
加奈子ちゃんの口からその言葉を聞いたとき
驚きで声も出なかった
「でさー
これからは、ライバルだから」
凄くショックだった…
そんなこと言われるなんて…
でも、それでも私は
渚との仲を緩める訳じゃなかった
渚が好き、というのは少しだけ
ほんの少し違うかもしれない
でも加奈子ちゃんに負けたくはなかった
何でだろう…
そして、あの時、事件が起きた
私は猫を飼っていた
名前は霞
毛がツヤツヤの黒猫
その霞がある日居なくなってしまった
「はぁはぁはぁ、
霞がいないの？」
『…』
私は悲しみで
ただただ頷くことしかできなかった
「A…
行くよ？」
渚は私の手をとって
走り出した
あれ？
渚、なんでわかったのかな…
なんで、焦って…
「心当たりがある」
『え？』
「ここ」
そこは、学校だった
渚に連れられてきたのは学校
階段を上がる
『屋上…？』
「にゃー」
『！
霞！？
と…』
そこにいたのは…
「やっときたー」
『加奈子ちゃん……ーーーー？？』
即死の時間『タイトルが不吉だよ…』「それはわかる…」→←霞の時間｢霞って？誰？｣『｢秘密/だよ…｣』
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純怜(プロフ) - 七瀬杏樹さん» そうですっ、ご名答っ！ (2015年6月23日 19時) (
レス) id: ca7916d791 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬杏樹 - 続編おめでとうございます。まさか、霞って………あの、1に出てきた。あの、mさんですか？ (2015年6月23日 14時) (レス) id: 3067bbe722 (このIDを非表示/違反報告)
純怜(プロフ) - 紫苑さん» ありがとうございますありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2015年6月6日 7時) (レス) id: 7c49e805bd (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 後編、おめでとうございます。 (2015年6月5日 21時) (レス) id: 81bce4037c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純怜 | 作成日時：2015年6月5日 13時
