学院祭編 第2話 スイムスーツ ページ29
会場で三人と分かれたところで柑奈に会った。
柑奈「…まさか水泳大会だったとは…」
日菜子「あ、柑奈も応援しに来てくれたんだー。」
柑奈「ああ、クラスの友達と一緒にな。しかし日菜子ってかなりチャレンジャーだな。」
日菜子「私、結構泳ぐの速いよ?」
柑奈「とはいえ女子一人だろ?」
日菜子「それでも勝つ!」
柑奈「うん、まぁ頑張れ。」
更衣室で水着に着替えて他の出場者がいる所へ向かった。
ひなた「あ、日菜子さんだー。」
日菜子「ひなたくんとゆうたくん! 2winkも参加するんだね! 漫才とかクイズ大会にも出てなかった?」
ゆうた「はい。この後も違う演目に参戦予定ですよ。」
ひなた「ところで日菜子さん、その格好で出るつもり? ビキニにしろとは言わないけど、せめてスク水がよかったなぁ〜。」
日菜子「私は安売りしません!」
ゆうた「…ガード固いですね。」
日菜子「ほら、もう始まるよ!」
一方、観客席にて。
あいり「日菜子、長袖のスイムスーツ着てるよ。」
ユカ「色気ゼロだしー。」
おとめ「日菜子たん、ファイトです!」
…レース終了後。
日菜子「…あー、悔しい! 」
あいり「まぁ、健闘した方じゃない。」
ユカ「女子は日菜子だけだし。」
おとめ「日菜子たん、かっこよかったです!」
日菜子「おとめちゃん、ありがとう。それでも8人中5位って面白くない順位じゃない?」
あいり「…バラエティ的に?」
日菜子「それもあるけど、せめて表彰台に乗りたかったな〜。 あ、ひなたくん! 優勝おめでとう!」
ひなた「ありがとうございまーす! 日菜子さんも速かったよー。」
日菜子「ありがとう。ゆうたくんもひなたくんとほとんど差無かったね、凄かったよ!」
ゆうた「ありがとうございます。次に参加する時はアニキに大差つけて勝ちますよ。」
ひなた「おおう、ゆうたくん言うね〜。」
こうして水泳大会は幕を閉じたのでした。
学院祭編 第3話 前夜祭、その後→←学院祭編 第1話 少女たちの前夜祭
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作者名:AGEHA | 作成日時:2018年9月24日 12時