２０話 ページ22
宇佐美「じゃあとりあえずトリオン体作るけど…
そのフード外しちゃっても大丈夫？」
え…
フード外すの…？
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【この目…バケモノ！！！】
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昔の記憶を思い出してしまった
背筋が凍ったように固まる
『…ぁ…外さないでほしいです…』
かろうじて出た声で外したくないことをお願いする
すると宇佐美先輩は難しそうな顔をした
宇佐美「うーん…C級の時は決められた隊服だってことは知ってるよね？
B級もそうだけど、それには顔が見えるようにフードはついてないんだ…ていうか付けれないの
だから外さないといけないんだよね…
あ、特殊な場合は別だよ？
特殊な場合…例えば
サイドエフェクトがあってどうしてもフードが必要な場合…とか
…まぁそれはB級になってからじゃないと認められないんだけどね…」
特殊な場合…
私がフードをかぶってる理由は２つ
一つ目は目を見られたくないから
オッドアイなんて…気持ち悪いでしょ…？
二つ目はなんでも覚えちゃうから、情報源を減らすため
これはなんでも覚えちゃう力が少し…ほんの少しだけど減る
これがもし…もしもサイドエフェクトだとしたら…
お兄ちゃんも同じことを考えてたのかこっちを見て驚いたような顔をしていた
まぁそれについてはあとで話そう
B級になりさえすればフード付きにできるのか…
でも…それまではフードはつけれない…
宇佐美「…だからB級になるまでは訓練ではフード無しでやってくれないかな…？」
…でも…こわいよ…
バケモノって言われる…
こんな目…バケモノだもん
遊真は綺麗って言ってくれたけど…
こわいんだよ…
私は俯いていると
すると
烏丸「A、なんで顔を隠しているのかわからないが、
顔を見たところで俺はAを嫌いにならないし
ずっと信頼もしてる
だから…フードを外してくれないか？」
烏丸先輩がそう言った
宇佐美「そうだよ！Aちゃんを
私も嫌いにならないし、まだ怖いと思う人たちがいるならフード付けてもいいし、
…今ここにいる私たち3人の前だけでもいいから、フード外してみない…？」
3人とは烏丸先輩と宇佐美先輩とお兄ちゃん
最後にお兄ちゃんが喋った
三雲「僕も…
烏丸先輩達と会ってほんとに1日も経ってないけど怖い人たちじゃない
信じてみないか？」
お兄ちゃんは私に向かってそう言った
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しおり(プロフ) - ワンパさん» 確かにそうですね…変えてきます！ (2021年3月17日 7時) (
レス) id: 8b054000fd (このIDを非表示/違反報告)
ワンパ(プロフ) - 300は流石にやりすぎな気します千佳でも38でアイビスで壁ぶっ壊すレベルなのに300なら基地滅ぶと思います (2021年3月17日 6時) (レス) id: dcc8c0e89a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作成日時：2021年3月9日 19時
