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次の日も、その次の日も
ほとんど毎日やってくるドキッ。
そのたびに、
違う
違う
違う…
…だから違うってば！！！！！
っていちいち頭の中で自分に弁解する毎日。
疲れる……
でもさ。
こんな近さ、誰だってドキドキするでしょ？！
むしろこの綺麗な顔が数センチ先にあって
キスしない私を褒めて欲しい！！！←
そんなある朝、思いついた。
松「立花おはよー。う゛ぁー、ねみ！」
「おはようございまーす」
そうだ！！！
私にもそうなら他の人にも近いんじゃん！
ちょーっと監察してみりゃいいんだ！
そうだよそうだよ！！！
今から松本さんが話す女の人みんな観察する！
そう決めた。
ほら、今エレベーター乗ってきた広報の可愛い子
*「あ、松本さん♪おはようございます♪」
松「おはよ(ニコッ)」
……。
松「安村さん、おはよ。」
梢「あ、おはようございまーす」
こっちゃんに…も、？
…ん？
…あ……
気付いてしまった。
私、背高い系女子でした。
そうだよ、松本さんスタイル良いから背高く見えるけど
実はすごく高身長ってわけじゃないんだもん。
私との差、5センチってとこ？
そっか、そりゃ顔も近いよね！うん。
そっかそっか！
よく気付いた私！！！！！
納得！！！！！
これで解決！
松「なに一人でニヤニヤ頷いてんの？怖いよ？」
「え？！い、いや！なんでも！！ない、デス…」
松「おもしれーの(笑)」
顔あっつ。
とりあえず、
顔が近い理由が
そういう、意味じゃないだろうって
勝手に納得して
だから別にドキッとする必要もないって
勝手に解決させちゃった
朝だった。
何時間後かに、
とんでもないことが起こるなんて知らずに。
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作者名：ぽろ
| 作成日時：2016年5月11日 20時
