招かれざる客 ページ30
「アーロンさん！！アーロンさん！！」
「どうした？同胞よ」
「見慣れねぇ野郎を2人逃がしちまった！！サングラスの野郎と長鼻の奴で、多分ココヤシ村の方に逃げたと思うんだが」
「ッ！！」
『ナミちゃん？』
「ココヤシ村か……ちょうど用があった所だ！A、一緒に行くか？」
『…………ううん、Aは待ってる……さっきの約束、守ってくれるよね？』
「ああ、お前との約束は破らねぇ……いい子にしてろ、すぐ戻る」
『んッ…………行ってらっしゃい』
Aにキスをするとクロオビとチュウ、何人かの仲間たちを引連れてアーロンはココヤシ村に向かって行った
「……アーロン達、何の用があってココヤシ村に？」
『ゲンさんが武器を持ってるのがバレちゃったの……酷いことはしないって約束してくれたから大丈夫だと思うけど、次の貢ぎ金はゲンさんには2倍払わせるって……ごめんね、Aにはこれくらいしか出来なくて……』
「……生きていられるなら十分よ、生き抜けば必ず楽しいことがたくさん起こるから」
『ベルメールさん……』
「……アタシも村に行って様子を見てくるわ、ベルメールさん達のお墓にお花も持って行きたいから！」
『うん、もし何かあったら後でAにも教えて？それと……』
スッ……
『少しだけどAの涙、3つだけお供えしてくれたら後はナミちゃんが使って？』
「ありがとうA……じゃあ、行ってくるね！」
『行ってらっしゃい』
「ニュ〜！！ナミも行ったのか？」
『うん、Aがみかんをもっと欲しいって言ったから、ハチはモームのご飯の用意？』
「おう！今日は豚の丸焼きだ！」
『フフッ……モームはお肉好きだもんね！横で歌っててもいい？』
「なら楽しい歌にしてくれ！！お前、最近は歌ってねぇけど、俺と一緒に居る時によく歌ってたのがあるだろ？」
『あれかな？…… 太陽が輝く日はなんと美しい……嵐のあとの澄んだ空気……さわやかな空気はお祝いの日のようだ……太陽が輝く日はなんと美しい……』
「ニュ〜！！それだそれだ！！」
『フフッ…… だけどもうひとつの太陽は……もっと美しく輝いている……私の太陽あなたの顔に輝く……太陽……私の太陽……あなたの顔に輝く……あなたの顔に輝く……』
「お前か？今歌、歌ってたのは」
「ニュ〜ッ！！」
『ッ！？ビックリした……あなた誰？』
「見たとこ人間だな？海兵か？客か？」
「客？まぁ……海兵じゃねぇから客だな」
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夕憑紅(プロフ) - 面白かったです！！！頑張ってください！！ (4月29日 18時) (
レス) @page48 id: c53479bd69 (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - fhfgんvydyさん» コメントありがとうございます！ルールも読み直してきました！少しづつにはなりますが童謡などに書き換えて行きますね！ご指摘ありがとうございます！ (2022年9月4日 23時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
fhfgんvydy - 既存の歌曲をコピペして使うのはよろしくないかと。。 (2022年9月4日 23時) (レス) @page20 id: a9575505fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃらん。 | 作者ホームページ：http://.uranai.riane.jarrck
作成日時：2022年4月28日 6時
