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アーロンの言葉に思考が止まった
アーロン達かココヤシ村を選ぶ？何を言ってるの？アーロン一味に身を置いてるのはココヤシ村の為なのに……村を見捨てる日が来るってこと？
『何でッ……そんなこと、聞くの？みんなちゃんとお金を払ってるでしょ？Aが沈めた船の数だけの免除だってあるもん……ココヤシ村を捨てたくないからAはアーロン一味を選んだんだよ！？なのにどうしてッ……』
「俺はもうお前を手放すつもりはねぇ、道具としてじゃなく俺の女として傍に置く」
グッ……
「だから何があっても俺を選べ、A」
『アーロン、さん？』
「お前だって情が移ってるだろう、一味の奴らを“仲間”と認識してるだろう、好きに出歩かせても必ずここへ帰って来るだろう、契約だけの繋がりじゃねぇはずだ」
『それは……』
「お前の望むものは俺が全て叶えてやる、村の奴らが下手なことをしなけりゃ俺も手は出さねぇ……だからA、俺を選べ」
Aの腰を抱いて真っ直ぐに目を見て話すアーロンはいつにもなく真剣だった
俺を選べ、その答えを言う前に塞がれた唇はいつものように荒々しいものではなくて、どこか縋るように優しかった
いつもは触れるだけで終わるキスは長くて深い、絡み合う舌を心地よいとは思わなくても、嫌だとも思えない……
まるで魔法にでもかかったみたいだ
「チュッ……A、今日は朝までここに居ろ」
『はぁ……う、ん…………でも、お酒、飲みたい……』
「シャハハッ！お前が自分から飲みたいなんて言うとはな！刺激が強すぎたか？」
『……わかってて言ってるでしょ』
「今日はいい月だ、プールサイドに出るか」
『いい風も吹いてるからそうしよ』
アーロンに抱えられながらプールサイドに移動してる間に、昔ママが教えてくれた海の話を思い出した
青い瞳をした海の生き物に出会ったら……
ーーーーーーーーー……
「A、青い瞳の海の生き物に出会ったら、決してその瞳を見てはいけないわよ？」
『どうして？』
「青い瞳には海の力が強く込められてると言われているの、だからその瞳を見つめていると……」
ーーーーーーーーー……
『アーロンさんは綺麗な青い瞳だよね……きっとそのせいだ』
「ぁあ？何の話をしてやがる、お前の目も青いだろう」
『そっか……そうだね……』
(青い瞳を見つめてしまうと)
(魅入られ呪われてしまうから……)
(ママのお話の通りだったよ)
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夕憑紅(プロフ) - 面白かったです！！！頑張ってください！！ (4月29日 18時) (
レス) @page48 id: c53479bd69 (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - fhfgんvydyさん» コメントありがとうございます！ルールも読み直してきました！少しづつにはなりますが童謡などに書き換えて行きますね！ご指摘ありがとうございます！ (2022年9月4日 23時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
fhfgんvydy - 既存の歌曲をコピペして使うのはよろしくないかと。。 (2022年9月4日 23時) (レス) @page20 id: a9575505fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃらん。 | 作者ホームページ：http://.uranai.riane.jarrck
作成日時：2022年4月28日 6時
