蝶と赤髪、舞い降りる ページ6
「ヤダッ……Aちゃんがッ……Aちゃんがッ……！！」
ゴロゴロゴロゴロッ……ピシャーン！！
「落ち着けティアナ！！お前が泣いたら海と空が荒れちまう！！マリンフォードを抜けられなくなっちまうぞ！！」
「だってッ……ティアナはAちゃんの為にッ……なのにッ……なのにAちゃんがッ……！！」
ヒラッ……ギュッ……
「大丈夫よ、落ち着きなさい私の可愛いフリージア……後は任せなさい……よく頑張ったわね」
ザッ……！！
「助かったティアナ、お前の歌がなけりゃ白ひげを始め多くの命がくだらねぇ理由で失われただろう……この戦争を終わらせに来た、俺のAはどうなった……！？」
「シャンクス！！」
「赤髪！！Aはルスティカがモビーに移動させてる！！レイのおかげで息はあるけど早く治療しねぇと危ねぇんだ！！」
「そうか、息はあるんだな……ホンゴウ！！すぐに白ひげの船に来い！！Aの処置を頼む！！」
「わかった！！」
レティの背に乗りAの後を追っていると、空と海とが荒れ始めて、ヤバいと思った時には落ち着いた
何が起こってるのかと周りを見渡せば目に付いたのは目が覚めるような輝く赤髪と大きく美しい蝶の羽……赤髪のシャンクスと夜蝶のアゲハが揃って乗り込んで来たんだ！！
「どういうつもりじゃアゲハ……おどれも正義に楯突くか！！」
「そんなに怖いお顔をなさらないで？私は私の愛する花をただ愛でるだけ……私が立つ場所から半径10kmは何処であろうと争いは御法度……これは世界政府の定めた絶対ルールであることはお分かりでしょう？」
ヒラッ……
「私だって、この羽を羽ばたかせて鱗粉を振り撒きたくはありませんわ？」
「アゲハの言葉を聞いた上で、まだ暴れたりねぇ奴がいるのなら……来い！！俺たちが相手をしてやる！！」
赤髪の言葉に静まり返るマリンフォード
これ以上と言うならばと顔を並べる赤髪海賊団に挑もうとするものはそこには誰一人と居なかった
親父とはまた違う圧倒的な存在感と立っているだけでビリビリと肌を指すとんでもねぇ覇気……これが四皇“赤髪のシャンクス”……！！
「全員……この場は俺の顔を立てて貰おう、それにこれ以上を欲しても両軍被害は無益に拡大する一方……それが分からねぇ“智将･仏のセンゴク”じゃないはずだ」
「お前の言う通りだ、赤髪……責任は私が取る……急いで負傷者を運べ！！戦争は……終わりだァ！！！」
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しゃらん。(プロフ) - むささびさん» コメントありがとうございます！！一気読みッ……！！ありがとうございます！！そちらの作品はR指定になりますので、お気に入り追加の下にあるこの作者の作品を全表示するからご覧頂けるかと思います！！ (12月4日 14時) (
レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - ？さん» コメントありがとうございます！！遅くなってすみません！！感情移入して下さったんですか！？めちゃくちゃ嬉しい！！ありがとうございます！！ (12月4日 14時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - なこさん» なこさん！！コメレス遅くなったごめんなさい！！いつもありがとうございます！！また語りましょう！！ (12月4日 14時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - 竜胆さん» ずっとコメレス出来ずですみません！いつも応援ありがとうございます！ (12月4日 14時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
むささび(プロフ) - 初コメ失礼します！一気に読み進めてしまいました！この先が更に気になります！更新頑張って下さい！！！(追伸:赤髪に栄える黒い花2のトップに記載されていた「花と鳥との夜の海」も読みたいのですが…どこから読めますか？) (11月23日 22時) (レス) id: c36989cf0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃらん。 | 作者ホームページ：http://.uranai.riane.jarrck
作成日時：2023年7月1日 20時
