･ ページ13
『はぁ？今なんて？』
ヒュウゥゥ……
「おいA」
『父さんのことも何も知らない癖に父さんの娘だってほざいてんの？そいつ父さんの何を知ってんの？好きな食べ物は？色は？何を大切にしてるか知ってんの？』
「知るわきゃねぇだろ！！俺様の質問にまともに答えられもしねぇのにあの派手馬鹿野郎は何も言わねぇからまた腹立つんだよ！！」
『……マルコ、アタシいつから動いていいの？色ボケ馬鹿シャンクスの事は一旦置いとくわ、でも父さんを絡めてくるなら話は別だわ』
「……1週間『3日』
「はぁ……わかったよい、せめてお前のとこの副船長くらい連れて行け」
『ありがとう……そうは言ってもエースにティアナを呼んで来てって言ってるしそっち放っては行けないからね、ティアナに会いたいのは本当だし』
「そういやティアナの姿は最近見てねぇよい、最初の頃は頻繁に1人で泳いで来てたんだがねい」
『そうなんだ……まぁあそこはアーロンが過保護だからね、それに続いてチュウもそうだッ……』
バンッ！！
「やっと起きやがったかA、てめぇに話がある」
『え、早くない！？てかアーロンは呼んでなッ「ティアナに何しやがった！！」
『はぁ！？何したも何もさっき起きたんですけど！？てかティアナに何かあったわけ！？ティアナ出してよ！！痛たッ……』
「おい！まだ起きるには早ぇ『寝ながら聞くような話の雰囲気じゃないじゃん！！早くティアナを出して！！』
「ッ…………ッ！！」
『ティアナ！！あの時は本当にありがとう！！アタシが生きてるのはティアナのおかげだよ！！』
「ッ！！…………ッ……」
『………ティアナ？何で喋んないの？それにその腕……どうしたの！？』
「ッ……喋れねぇんだよ！！ティアナは声が出なくなったんだ！！てめぇの様子を見に出歩くようになって1ヶ月くらいからなぁ！！」
『……………は？』
「何があったか聞いても答えられねぇ！！声が出なくなった日に腕の骨を折って帰ってきて筆談も出来ねぇ！！てめぇらが何か知ってんだろ！！」
何それ……ティアナの声が出ないって……
ティアナは歌うことが生きがいだって言ってるのに、歌うことが幸せだって……
ここに通ってくれて間に何があったの……アタシが眠ってる間に色んなことが起こりすぎてる……
「……ちょっと待て、1ヶ月って言ったか？」
『ベック？』
「あの女が現れたのもその頃だ……何か妙だ」
「ぁあ！？どういうことだ！！」
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 307人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しゃらん。(プロフ) - むささびさん» コメントありがとうございます！！一気読みッ……！！ありがとうございます！！そちらの作品はR指定になりますので、お気に入り追加の下にあるこの作者の作品を全表示するからご覧頂けるかと思います！！ (12月4日 14時) (
レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - ？さん» コメントありがとうございます！！遅くなってすみません！！感情移入して下さったんですか！？めちゃくちゃ嬉しい！！ありがとうございます！！ (12月4日 14時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - なこさん» なこさん！！コメレス遅くなったごめんなさい！！いつもありがとうございます！！また語りましょう！！ (12月4日 14時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - 竜胆さん» ずっとコメレス出来ずですみません！いつも応援ありがとうございます！ (12月4日 14時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
むささび(プロフ) - 初コメ失礼します！一気に読み進めてしまいました！この先が更に気になります！更新頑張って下さい！！！(追伸:赤髪に栄える黒い花2のトップに記載されていた「花と鳥との夜の海」も読みたいのですが…どこから読めますか？) (11月23日 22時) (レス) id: c36989cf0d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しゃらん。 | 作者ホームページ：http://.uranai.riane.jarrck
作成日時：2023年7月1日 20時
