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「あのさぁ、お頭がAのこと覚えてないのと俺らがその子をAの代わりにするのとは関係ない話だし、副船長の話すら聞かねぇお頭に俺らの声なんか届かないっしょ？なら俺らにもお頭の声は届かねぇよ？」
バンッ！！
「Aは戦闘になれば誰よりも先に切り込む！！自分が相手を取り零したとしても俺らが何とかするって！！俺らを信じて好き勝手に暴れてくれる！！」
「Aは決して私たちに指示を出さない、各々を信じて任せてくれる……その背中を預けてくれる……だからこそ私達もAを信じて背中を預けられるのです」
「Aは俺らに守られないし守らせてくんない、自分は全部自由にするから俺らも自由にしてって言うんだよね、Aは“風”なんだし、優しい海風だったり手の付けられない暴風だったり……」
「「「風は何にも縛られない、そんなAが率いる第2狙撃軍も何にも縛られない！！」」」
「……ルナド、それにスタディエにサニアもか」
「悪いがお頭、俺らはA以外の下に付く気はねぇ、また同じ事言われんのも嫌だしよ、俺ら第2狙撃軍は1度別行動を取らせてもらう」
「副船長の許可はありますので、ご不満でしたら副船長にお願いします」
「俺らだってさ、こんなことしたくなかったし……でも、これ以上お頭のこと、嫌いになりたくないからさ」
「………好きにしろ」
ーーーーーーーーー……
「……とまぁ、こんな具合だ」
『ヤバい……シャンクスよりルナド達に会いたくなったわ』
「アイツらは定期的にお前の様子を見に来てるからな、俺もこの後顔出すからその時にでもお前が起きたことを知らせておく」
ベックの話を黙って聞いてると少しずつ状況を理解する事が出来てきた……これ以上の心配を掛けたくないからエース達には出てって貰ったけど……エースはこの事を知ってるんだろうな……
『その女って何者なの？分かることだけ教えて』
「名前はファシーナ、長い赤髪に赤い瞳、能力者じゃねぇが海水に触れたがらない、本人が言うには潮でベタつくのが嫌なんだと」
「だったら海賊の懐なんざに転がり込むなってんだよ！！見た目が良いだけの派手バカ女が！！」
『えらくカッカしてるねバギー、何かされたの？』
「知ったかかまして俺様のこと兄貴だとか言いやがんのが腹立つんだよ！！こちとらあんなクソみてぇな妹なんざ作った覚えねぇわ！！ロジャー船長のことを父親だとか言いやがんのも胸糞悪ぃ！！」
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しゃらん。(プロフ) - むささびさん» コメントありがとうございます！！一気読みッ……！！ありがとうございます！！そちらの作品はR指定になりますので、お気に入り追加の下にあるこの作者の作品を全表示するからご覧頂けるかと思います！！ (12月4日 14時) (
レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - ？さん» コメントありがとうございます！！遅くなってすみません！！感情移入して下さったんですか！？めちゃくちゃ嬉しい！！ありがとうございます！！ (12月4日 14時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - なこさん» なこさん！！コメレス遅くなったごめんなさい！！いつもありがとうございます！！また語りましょう！！ (12月4日 14時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - 竜胆さん» ずっとコメレス出来ずですみません！いつも応援ありがとうございます！ (12月4日 14時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
むささび(プロフ) - 初コメ失礼します！一気に読み進めてしまいました！この先が更に気になります！更新頑張って下さい！！！(追伸:赤髪に栄える黒い花2のトップに記載されていた「花と鳥との夜の海」も読みたいのですが…どこから読めますか？) (11月23日 22時) (レス) id: c36989cf0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃらん。 | 作者ホームページ：http://.uranai.riane.jarrck
作成日時：2023年7月1日 20時
