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日勤だったと言うのに、あの後途中でクザンが珍しく仕事の事でとやって来て話が長引き用事が済んだのはそろそろ夕方になるかという頃だった
部屋に待たせた可愛い恋人からは先に帰ると書き置きを残され、1人フラフラと家路に着く
それにしてもあの書類……訂正前のものがわっしのところにだけ回ってくるたぁ……担当した奴にはお仕置しなきゃいかんねぇ〜
「はぁ……今日はAとデートでもと思ってたってのによぉ〜」
ガチャッ！
パンッ！
「！？」
『おかえりなさい、思ったよりもかかりましたね』
「こいつぁ……どういう？」
『クスッ……自分の誕生日忘れてたんですか？』
「………ぁあ〜……そういうことぉ〜？」
『びっくりさせようと思って、元帥や大将のお2人に助けて貰いました！お誕生日おめでとうございます』
「もぉ〜A〜……」
ギュッ！
「ただでさえ可愛いのにこんな可愛いことされちまったら……わっし完全に骨抜きだよぉ〜？」
『フフフッ！大成功ですね！明日は非番ですからふにゃふにゃになってもいいですよ？はい、プレゼントです！』
「ありがとうねぇ〜早速開けていいかい？」
『どうぞ！お気に召すかは分かりませんが……』
白い箱に結ばれた黄色のリボンを解いてみれば、中から出てきたのは、黄色とオレンジ色の石が施されたカフスボタン
オレンジ色の石はAの瞳の色によく似ている
わっしの黄色とAのオレンジ色ってことかぁ？
「本当にやること可愛すぎるよぉ〜」
『いつも身だしなみに気を使ってるから普段使いも出来るかなって……どうですか？』
「毎日使うよぉ……ありがとうA」
キュッ！
『ん？あの〜……流石に前髪をリボンでちょんまげにするのは私の年齢的にキツいですよ？』
「リボン付けりゃAもプレゼントだろぉ？」
『またそんなこと言って……』
チュッ！
『私はとっくにボルサリーノに私の事、あげてるつもりなんですけど？』
「お〜お〜……そうだったねぇ〜」
チュッ！
「なら死んでもわっしの傍に居てくれよぉ？愛してるよぉ、A」
『私も愛してますよ、ずっとずっと大好きですからね、ボルサリーノ』
何年経っても可愛いわっしの恋人は、どれだけ長い時間を一緒に過ごしていても可愛いところが増えていくから本当に目が離せない
この歳になって誕生日ってのは気恥しいもんだけど……Aがしてくれる事ならいくつになっても嬉しいねぇ
end．
彼女はそれを勝負と言う【サッチ】→←何年たっても【ボルサリーノHB】
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リリ(プロフ) - ありがとうございます！とっても面白かったです！ (2023年1月17日 23時) (
レス) @page29 id: 022cb966a8 (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - リリさん» わかりました！では更新したらまたお知らせしますね！こちらこそ遅くなってすみません！これからもよろしくお願いします！ (2023年1月17日 8時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - いいえ、とくにないです！それとコメント遅くなってすいません！ (2023年1月16日 17時) (レス) id: 022cb966a8 (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - リリさん» はじめまして！コメント、リクエストありがとうございます！！キッド了解しました！シチュエーションや傾向などのご希望はありますか？ (2023年1月16日 7時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - どうも、はじめましてリクエストなんですけど、キッドお願いできますか？ (2023年1月15日 23時) (レス) id: 022cb966a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃらん。 | 作者ホームページ：http://.uranai.riane.jarrck
作成日時：2022年10月8日 17時
