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「アタシもこの村に来てガチのお姉ちゃん始めたでしょ？だから今までよりもAの気持ちわかるなぁって……2人で話してたこととかよく思い出してんの……ウタがずっと歌ってんのはさ、歌が好きってのもあるけど……またAと一緒に歌いたいからなんだよ？Aのことが大好きだから歌ってんの」
『………わかってる……』
「そっか……流石お姉ちゃんだね……でもアタシはウタの為にとは言わない、自分のために歌って欲しい……Aがまた歌いたくなったらその時は歌ってね？ずっと待ってるから」
誰かの為じゃない私が私のために歌う……そんな事、考えたことなかった……
ノイルの言葉が心に染みる……歪んでいく何かが、絡みつく何かが消えていくような気さえする……
そういえば……ノイルと話している時は……喉が渇かない……
ーーーーーーーーー……
「よおA、明日からまた村を離れる……本当にルフィ達と遊んで来なくていいのか？」
『……私はルフィと……友達じゃないから……』
「ルフィはそうは思ってねぇぞ？さっきもお前のことを探してた」
『……いい…………シャンクスと一緒にいる方がいい……』
「そうか……なら一緒に見張り台でも登ってみるか」
『……え？』
「何だかんだで1度も一緒に登ってなかっただろ？どうだ？」
『…………うん……一緒に登る』
ウタの時のように私を抱いて見張り台に登るシャンクスの顔を見ながら、ドキドキするようなワクワクするような……でも背中がムズムズするような感覚が新しかった
昨日のノイルに続いて、久しぶりにシャンクスと2人きり……しかも初めて2人で登る見張り台
ノイルにはもういらないって言ったけど……やっぱりシャンクスやノイルと2人きりの時間は、私の特別な時間……私が大好きな時間だ
シャンクスのことが好き、ノイルのことが好き……ウタを含めて赤髪海賊団が私は好きだ
でも私が赤髪海賊団が好きなのは、シャンクスとノイルが居るから……2人が笑って傍に居るから……
1人で船の中を転々としていても……ウタに会いたくないと思っても……船を降りようとは思わないし、ウタが嫌いだとも思わなかった
『……いつもと同じなのに……海が綺麗に見える……』
「奇遇だな、俺もそう思ってた！それに今日は波も風も静かだからな、海に日が差してキラキラしてッ……！？」
『シャンクス？どうした「悪いA！！ちょっと待っててくれ！！直ぐに戻る！！」
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ひーちゃん - 初めまして。続きが気になります.. (10月17日 15時) (
レス) @page36 id: b001c97b4c (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - 初めまして。続きが気になります.. (10月17日 15時) (レス) @page36 id: b001c97b4c (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - 夜さん» コメントありがとうございます！！更新が滞っているのにッ……本当にありがとうございます！！頑張ります！！ (7月28日 14時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃらん。(プロフ) - さささささん» コメントありがとうございます！！半年ぶりとなりましたが更新しました！！今年中には完結させます！！励みます！！ (7月28日 14時) (レス) id: b3a781ffa5 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - この先どんな話になるのか気になります！これからも作者様のペースで更新頑張ってください！ (7月24日 19時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃらん。 | 作者ホームページ：http://.uranai.riane.jarrck
作成日時：2022年9月24日 18時
