お姉ちゃんに婚期は来ない ページ7
「A、お前そろそろ結婚しねぇか？」
『あらあら、またいきなりどうしたんですか？ママ』
「ハーハハマママ！優秀な遺伝子は残しておくに越したことはない！とは言えAにだけは俺も無理強いさせたくねぇ、嫌なら相手を殺しゃいい！見合いだけでもしてみねぇか？」
『そうですねぇ……ママがそう言って下さるなら会うだけ会ってみましょうか？』
「実は1人会わせてぇ奴がいるんだ！まだ返事待ちだがAがそいつと結婚してくれりゃ俺は万々歳だ！！それまでに何人かと見合いしてみてどんな感じか見てみろ！」
『あら、一度では無いのですね？』
「早速明日1人来るんだ、弟妹たちにはホーミーズに言って報せな！明日はAお姉ちゃんのお見合いのお茶会だよってねぇ！！」
ーーーーーーーーー……
「さて……揃っているね、お前たち」
「ペロス兄に呼ばれることは分かっていた、A姉の見合いのことだろう？」
「絶対ェ無理！！A姉と釣り合う男がいる訳ねぇし！！今から殺しに行こうぜ！？」
「クラッカーの言うことは分かるがお茶会も兼ねているんだ、ママのご機嫌を損ねる訳にはいかない」
「当日は会場の近くのガゼボで相手の野郎との見合いになるはずだ、今夜のうちに鏡を仕込んでブリュレに見張らせておこう、ペロリン」
「A姉に限って簡単に落ちたりはしないだろうが……何かあれば私がそいつを枯れるまで搾りつくそう」
「いや、俺のプレッツェルで串刺しだ！！」
「餅で包んで窒息死だろう」
「やれやれ血の気の多い弟妹たちだ、キャンディーマンにして粉々にするに決まってるだろう」
ホーミーズからの報せを聞いてすぐ、三将星を呼び集めての緊急会議を開いた
勿論、私たちの愛して止まない大切なA姉のお見合いについての事だ
ママでさえも甘やかすA姉だ、A姉が嫌だと言えばそんな話は一瞬で無くなるだろうがあの人は優しい……会うだけならと今回の話も了承したはずだ
「問題は下の子達だ、あの子たちもA姉が絡むと目の色が変わるからな、下手なことをしないように言って聞かせておかないと、ペロリン」
「ああ、血のお茶会は間逃れないな」
「それもホーミーズ達に報せさせるのか？下手してA姉の耳にでも入ったら心配するだろ？」
「私のキャンディーの包みに一言書いて渡させよう」
「なるほど、ペロス兄のキャンディーならすぐに食べるはずだからな」
to be continued……
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鈴那(プロフ) - 下の子たちもかわいくて、あぁ〜♡(˃͈ દ ˂͈ ༶ )って感じです！一気に読んじゃいました！！ (2022年10月28日 0時) (
レス) id: 9e1ca460b6 (このIDを非表示/違反報告)
鈴那(プロフ) - コメント失礼します!素敵お姉様、最高です！！美味しい (2022年10月28日 0時) (レス) id: 9e1ca460b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃらん。 | 作者ホームページ：http://.uranai.riane.jarrck
作成日時：2022年7月20日 12時
