10男はとてもご機嫌です ページ11
『毎月欠かさず指定した量のお菓子を納品して頂ければそれ以外は要求しません、今までの法外な税金も要りません』
「ほ、本当ですか？」
『ええ、ここがママの縄張りになったと言うことは貴女方は幸せにならなければならない、それが義務です、お菓子の納品と品質に問題がなければ他の海賊がここを狙うこともないでしょう』
「あ、ありがとうございますッ……ありがとうございます！！」
『急なお話ですので多少品質の低いものも今回に限り目を瞑りましょう、かき集めてでも10kgのお菓子を明日の昼までに用意しなさい、それは全てママの口に運ばれるという事だけは忘れないで下さいね』
「分かりました！！必ず用意致します！！この御恩に報いることが出来るように！！」
あれからすぐに船を出し、なんてことも無く数体のビスケット兵だけで島を制圧することが出来た
島の奴らもかなり不満を抱えていたのだろう、抵抗どころか感謝の言葉をかけてくる
これくらい楽な仕事なら、しかもA姉が一緒だってんだから何時でも大歓迎だ
「あ、あのA様！クラッカー様！お写真を1枚撮らせて頂けませんか？島のみんなに今日のことを報せる号外を出したいのです！！」
『私は構いませんが……どうしますか？』
「俺もA姉がいいならいいぜ！その代わり撮った写真は1枚、額に入れて俺の所に持ってこい」
「勿論です！！お2人に1枚ずつ島1番の額縁に入れてお贈りさせて頂きます！！」
『クラッカー、もっとこっちへ寄って下さい』
「お、おう！こうか？」
「お2人共とても素敵です！！それでは撮りますね！！」
パシャッ！！
「ありがとうございます！！明日、お菓子と共にお持ちしますのでしばしお待ちください！！」
『ええ、お願いします……それでは私たちはメリエンダにしましょうか』
「それなら近くに気になる店があるんだ！さっきクッキーが人気の店があるって聞いてよ！」
『ここのお菓子の味も確かめたいですしそこに行きましょうか、はい』
「え？」
『今は弟妹はクラッカーだけですよ？手、繋がないんですか？』
「つ、繋ぐ！！」
ギュッ！！
「ヘヘッ……やっぱ嬉しいな！！帰るまではA姉を独り占めだ！！」
『フフッ……貴方は本当に可愛いですね』
(どんなクッキーかな？ビスケットもあるかな！？)
(私もお菓子の土台になるビスケットが欲しいです)
(それなら俺が作るって！！)
(あらあら、そうでしたね)
to be continued……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 374人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴那(プロフ) - 下の子たちもかわいくて、あぁ〜♡(˃͈ દ ˂͈ ༶ )って感じです！一気に読んじゃいました！！ (2022年10月28日 0時) (
レス) id: 9e1ca460b6 (このIDを非表示/違反報告)
鈴那(プロフ) - コメント失礼します!素敵お姉様、最高です！！美味しい (2022年10月28日 0時) (レス) id: 9e1ca460b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しゃらん。 | 作者ホームページ：http://.uranai.riane.jarrck
作成日時：2022年7月20日 12時
