うそつき＊貴女side ページ17
8/22/Friday 17:55
「Aちゃーん？どこ〜？」
真波くんの声がする……知りませんよそんなこと。
あーあ、ずっとさっきのどこから来たかわかんない自転車とずっとイチャイチャしてればいいじゃないですか!!
あーあ、すいませんね私が人間なんかになってしまって!!
大体私は今頭が痛いのでほっといてください!!
「Aちゃん〜？いるなら返事して〜？」
返事なんてするもんですか。
そう思って、棚とベッドのちょうど影になっているところに隠れた。
この後、大変な事になるなんて思ってもみなかった私が。
「Aちゃーん……？」
真波くんからちょうど死角になっている影に隠れ、息をひそめる。
自分でもなんでこんなことをしてるのかがわからない……。
でも、真波くんが私を捨てたというのは事実……のはず。
どうせお夕食……にしては早すぎますが、おそらく最低限の会話を持ちかけているのでしょう。
ママさんが休んでるからそっとしておいてと言ってくださる筈です。
そんなしょうもないことをモヤモヤと考えていたら、真波くんが急に私の部屋の前から走り出した。
…何があったのでしょう？
気になって部屋の出窓から外を覗くと、そこには信じられないものが映っていたわけで。
後頭部を何か硬いもので思いっきり叩かれたような感じがして。
今までの自分をなんて馬鹿だったんだってようやく理解できた訳で。
「Aちゃん!!Aちゃん!!どこにいるの!?」
怖い。
ただ単に自分が馬鹿なだけだったけれど。
窓越しにも聞こえる彼の声。
ただただこれから起こることが予想できなくて。
溜まっていた涙が一筋、二筋と……
ぼろぼろと溢れ出た。
「ごめんなさい……ごめんなさい……!!」
今更謝る気にもなれず……
だって、今謝ったらすごく怒られそうだから。
東堂さんに貰った大きなうさぎのぬいぐるみを抱きしめて、深い眠りに落ちた。
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イヴ - うおうっこれまたすごい小説おおおおぉぉぉ私も小説書こうか迷ってましてね・・・。あ！主さん「初音ミクの消失」っていう小説持ってますか？恋愛けいの小説なんで、ぜひ見てみてください！できたら私の小説(書けたら)も見ていってください！尊敬してます！ (2015年10月12日 2時) (
レス) id: 50d5e2963d (このIDを非表示/違反報告)
塩林檎‐真波厨‐(プロフ) - 通りすがりのメガネさん» 親が自転車繋がりのお友達と話してるのを偶然聞いてだけですよ（笑）ありがとうございます!!そう言ってもらえると、とても励みになります。 (2014年12月30日 4時) (レス) id: f0fae70f9e (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのメガネ - 塩林檎‐真波厨‐さん» ちゃんと調べて書かれているんですね！更新頑張ってください！ (2014年12月29日 17時) (レス) id: fc7e8fd44c (このIDを非表示/違反報告)
塩林檎‐真波厨‐(プロフ) - 通りすがりのメガネさん» コメントありがとうございます♪lookって結構初心者にも乗りやすいみたいです。なのでこんな性格にしてみました!!更新頑張りますね！ていうか今からしてこよう。← (2014年12月29日 13時) (レス) id: f0fae70f9e (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのメガネ - lookちゃんめちゃくちゃ可愛いです！特にプリンアラモードの所は可愛さのあまり、言葉が出てきませんでした←このお話大好きです！これからも更新楽しみにしてます！頑張ってください。 (2014年12月28日 19時) (レス) id: fc7e8fd44c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩林檎 | 作者ホームページ：評価お願いします!!
作成日時：2014年10月26日 16時
