103話 ページ7
「では私はカナヲを連れて行きますので、Aと冨岡さんの2人で行動してください」
『わかりました、お気をつけて』
「ええ、そちらも」
しのぶと別れてから冨岡さんと2人で山に入った。
山の中に入ると、もう既に息絶えている人達がいた。
『…結構な強さの鬼なんですかね』
「わからん、ただ他の隊士達が勝てない程度の実力はあるようだな」
暫く走り続けていると鬼に握られている人を見つけた。
…猪の頭?
よくわからないけど助けなければ!
爽の呼吸 弍ノ型 龍水颯々
鬼の腕を切り落として猪頭の子を抱きとめた。
瞬時に鬼の腕が戻り襲いかかってきた。
水の呼吸 肆ノ型 打ち潮
冨岡さんがすかさず鬼をバラバラにした。
猪頭の子はウズウズとしたような気配をさせて私と冨岡さんを見ている。
『大丈夫ですか?』
私が声をかけると今の状況を思い出したのか、私の腕から飛び退いた。
「俺と戦え半半羽織と緑女!」
……何を言い出すんだろうこの子は。
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瑠花(プロフ) - いえいえさん» すごく嬉しいです!ありがとうございます!これからも頑張ります! (2020年3月2日 2時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
いえいえ - いつも見てます!面白いし恋愛も有るから嬉しいです (2020年3月1日 19時) (レス) id: 0245037d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠花 | 作成日時:2020年2月21日 3時