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144話 ページ48

戻ってきた煉獄さんと鬼の体を斬り続けていると、列車が大きく揺れる。


恐らく鬼の頸を切ってくれたんだろうが、これはまずい。


乗客が危険だ。


咄嗟に型をたくさん出して衝撃を和らげる。


煉獄さんに視線を向けると、煉獄さんも同じようにしていた。


やがて列車は動かなくなった。


列車の中を確認するが、命に別状はなさそうなので安心したした。


「俺は先に前方に向かう!Aは処置もできると聞いた!乗客を確認しながら来てくれ!」


『わかりました』


先に行った煉獄さんを見送り、再度乗客を確認する。


怪我が酷そうな人は手早く的確に処置をしながら進む。


そこまで深刻な人はいなさそうだ。


手当をしていると急に大きな音が響いた。


それと共に身体中鳥肌がたった。


鬼舞辻無惨に近しい気配で嫌な予感がする。


『すみません隠の皆さん、嫌な感覚がするので私は杏寿郎さんの元へ急ぎます』


早口でそう言うと急いで前方に向かう。


どうか何もありませんように。

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瑠花(プロフ) - いえいえさん» すごく嬉しいです!ありがとうございます!これからも頑張ります! (2020年3月2日 2時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
いえいえ - いつも見てます!面白いし恋愛も有るから嬉しいです (2020年3月1日 19時) (レス) id: 0245037d9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠花 | 作成日時:2020年2月21日 3時

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