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99話 ページ3
そんな私の反応を見て、師範は一瞬目を見開いた。
次には柔らかい笑顔に戻っていたけど。
「A」
今までに無いくらいの柔らかい声で呼ばれる。
いつもと違う師範に戸惑う。
『は、はい』
「綺麗だなァ」
優しく頬に触れてくる。
触れられた所がさらに熱を持ったように感じる。
何これ何これ。
師範を見ることができなくて、目をぎゅっと閉じた。
瞬間肩に重みを感じた。
目を開くと師範が頭を置いているようだった。
そして小刻みに震えている。
『……師範、からかってます？』
そう言うと顔を上げた。
「思ったより反応が可愛くてなァ」
『かわっ…、そんなことないですから！失礼しました！』
勢いそのままに部屋を出た。
切り替えて鍛錬を頑張ろう。
顔が熱いのも心臓が速いのも、全部今走ったせいだ。
そうじゃなきゃ、これが何なのかわからない。
「別にからかってねェんだがなァ」
1人残った部屋でそう呟いていた。
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瑠花(プロフ) - いえいえさん» すごく嬉しいです！ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年3月2日 2時) (
レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
いえいえ - いつも見てます！面白いし恋愛も有るから嬉しいです (2020年3月1日 19時) (レス) id: 0245037d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠花 | 作成日時：2020年2月21日 3時
