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114話 ページ18

御館様の制止により、質問攻めは収まった。


心底安心した。


そして御館様は炭治郎と禰豆子に追っ手が放たれていることを話した。


けれど、師範はわからないと言う。


そして自分の腕を刀で斬りつけた。


『師範!!』


「御館様…!!証明しますよ俺が、鬼という物の醜さを!!」


駄目だ、今の師範は誰の話も聞かない。


師範は血を禰豆子ちゃんの箱に垂らした。


「不死川、日なたでは駄目だ。日陰に行かねば鬼は出てこない」


『伊黒さん!?』


「御館様、失礼仕る」


師範はそう言って日の当たらない御館様の部屋の奥に行った。


禰豆子ちゃんの箱を持って。


炭治郎君が動こうとしたが伊黒さんが抑えこんで動けなくなっている。


師範が刀を箱に向けているので、また嫌な予感がして駆け出した。


「まて夕凪!!」


伊黒さんがそう言うのも聞かずに師範と箱の間に左手を伸ばした。


師範も刀を振りかぶっていて、止めるのは不可能だろう。


師範の刀が左手の甲から貫通した。

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瑠花(プロフ) - いえいえさん» すごく嬉しいです!ありがとうございます!これからも頑張ります! (2020年3月2日 2時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
いえいえ - いつも見てます!面白いし恋愛も有るから嬉しいです (2020年3月1日 19時) (レス) id: 0245037d9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠花 | 作成日時:2020年2月21日 3時

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