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108話 ページ12

とにかく捕まらないように、それだけを考えよう。


炭治郎君は多分逃げるので精一杯で周りに気が回らないだろうから、私が気をつけなきゃ。


走ってしばらくすると1つ気配が近づいてくる。


知ってる気配だ。


炭治郎君目がけて飛んできたので、間に入り相手を蹴りあげた。


『カナヲちゃん、これはしのぶに頼まれたのかな?』


蹴りあげた相手であるカナヲちゃんにそう問いかける。


「はい、私はただ言われた通りに鬼の頸を斬るだけです」


『そっか、でも禰豆子ちゃんは斬らせないよ』


私がそう言うとカナヲちゃんは少し困惑したような表情を浮かべた。


そうだね、なんで鬼を庇うのかわからないよね。


走りながらカナヲちゃんとの攻防を続ける。


その途中で炭治郎君が転んでしまった。


禰豆子ちゃんは転げ落ちた。


急なことだったので炭治郎君の横を通り過ぎてしまった。


「Aさん!禰豆子を連れて逃げっ…」


言いきれずにカナヲちゃんのかかと落としが入った。


炭治郎君。


禰豆子ちゃんだけじゃなくて、君も助けるよ。

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瑠花(プロフ) - いえいえさん» すごく嬉しいです!ありがとうございます!これからも頑張ります! (2020年3月2日 2時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
いえいえ - いつも見てます!面白いし恋愛も有るから嬉しいです (2020年3月1日 19時) (レス) id: 0245037d9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠花 | 作成日時:2020年2月21日 3時

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