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97話 ページ1
色々なことがありつつも、師範には何も言わずに過ごしている。
今は稽古の休憩で縁側でまったりしている。
すると師範が急に口を開いた。
「オイ」
『はい、なんですか？師範』
そのまま何も言わずにじっと見てくる。
『あ、あの…』
「…なんでもねぇ」
残っていた甘味を1口で頬張りそのまま立ち去ってしまった。
ここ1週間、こんな感じのことが増えた。
隠し事がある事を悟られてるんじゃないかと内心焦るが、何も言ってこない。
安心するようなしないような。
あんまり気にしても仕方ないので、残っている自分の甘味を1人で食べる。
天気の良い日にこうしてゆったりとしている時間が好き。
師範がいればもっといいんだけれど、急にどっか行っちゃったしなぁ。
1人でお茶を啜っていると、師範が戻ってきた。
何か箱を持っている。
するとそっぽを向きながらその箱を押し付けてきた。
不思議に思いながら受け取ると、足早にまた去っていった。
どうしたんだろう？
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瑠花(プロフ) - いえいえさん» すごく嬉しいです！ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年3月2日 2時) (
レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
いえいえ - いつも見てます！面白いし恋愛も有るから嬉しいです (2020年3月1日 19時) (レス) id: 0245037d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠花 | 作成日時：2020年2月21日 3時
