31話 ページ32
翌日の朝、蜜璃さんから文が届いた。
柱の方々から返事があったようで、その連絡との事らしい。
文を開くと、柱の皆さん全員が稽古をつけて下さることになった。
とても恐れ多い事だと思いながら師範に報告。
『師範!蜜璃さんから文が届いて柱の皆さんが稽古つけて下さることになりました!』
「あぁ?」
とても嬉しくて満面の笑みで私が伝えると、師範の持っていたお箸がバキッと折れた。
お箸ってそんな簡単に割れますっけ?
『そんなに機嫌を悪くされてどうなさったのですか?』
そう聞くと溜息をつかれた。
この光景はもう何度目なんでしょうか。
「本当にお前は…」
『すみません、私が何かしてしまったのでしょうか』
私がそう言うと、師範は自分の頭をワシワシと掻きむしる。
そして顔を上げてものすごい速さで近寄ってきた。
本当に速かったので反射で私も後ずさる。
やがて壁に背中が付いてしまいとてもじゃないが逃げられない。
師範はその勢いのまま私の顔の横に手をついた。
耳元でとても大きな音が鳴り少々怖い。
師範は私の耳元でとても低い声で呟いた。
「お前は俺の継子なんだからなァ。それを忘れるんじゃねェぞォ」
『は、はい』
いつもとは全く違う師範に驚きを隠せなかった。
師範はそのまま朝食を再開した。
私はそれ所ではなく、食事を終えた師範に催促されるまで呆然としていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私が見ていない間に占いツクールの通知が沢山来ていて、なんだと思ったらお気に入り登録、順位の更新の通知が来ていて慌てて開きました。
順位が40位となっていて本当に驚きました。
お気に入り登録と評価も結構されていたので、とても嬉しいです。
応援コメントを下さった方もいて、本当に嬉しい限りです!
今後ともこの作品をよろしくお願い致します。
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瑠花(プロフ) - 実弥LOVEさん» はい、頑張りましょう!笑 (2020年1月29日 0時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
実弥LOVE(プロフ) - なら生きるぜグェグヘへ (2020年1月27日 17時) (レス) id: 3871cda528 (このIDを非表示/違反報告)
瑠花(プロフ) - 実弥LOVEさん» 色々な実弥さんをまだ書く予定してるので生きてください!! (2020年1月27日 11時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
瑠花(プロフ) - 夜月─《 *無人* 》☆さん» 原作の幼少期がとても可愛かったので、実弥さんを可愛くしたかったんです…!いいですね、結婚しちゃいましょう(?) (2020年1月27日 11時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
実弥LOVE(プロフ) - 我が人生に一片の悔いな…sチーン (2020年1月26日 23時) (レス) id: 3871cda528 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠花 | 作成日時:2020年1月18日 15時