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30話 ページ31

明日の明け方になるまで帰って来れないと言っていた師範が、日付けが変わる前に帰ってきた。


それはもう凄い表情で。


『お、おかえりなさい』


「甘露寺から文が届いたんだがよォ、どういうことだァ?」


私は師範を宥めながら昼間にあったことを話した。


というか蜜璃さん文書いて送るの速いな。


「なるほどなァ」


『私も師範のように強くなりたいのです。ですから、柱の方々がもし良いと言って下さるなら稽古をつけていただきたいと思ってます。』


静かに師範を見据えながらそう伝えた。


暫く無言の時間が続いたが、師範が溜息を1つ零した。


「俺の稽古を文句1つも言わずにずっと受けてきたからなァ。他の奴らのを受けて折れるとは思わねェ」


『はい』


「他の奴らが良いって言ったら行ってこい」


『ありがとうございます!』


私は床に頭が着くくらい頭を下げた。


『そういえば、帰りが明日になると仰られてましたが何故こんな早くに?』


「甘露寺からの文見てさっさと終わらせてきたに決まってんだろォ」


蜜璃さんの文で?


遠方の任務を日帰りにさせるほどのことだったのだろうか?


そんな事を考えている私は師範がじっと私のことを真顔で見ていることには気づかなかった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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瑠花(プロフ) - 実弥LOVEさん» はい、頑張りましょう!笑 (2020年1月29日 0時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
実弥LOVE(プロフ) - なら生きるぜグェグヘへ (2020年1月27日 17時) (レス) id: 3871cda528 (このIDを非表示/違反報告)
瑠花(プロフ) - 実弥LOVEさん» 色々な実弥さんをまだ書く予定してるので生きてください!! (2020年1月27日 11時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
瑠花(プロフ) - 夜月─《 *無人* 》☆さん» 原作の幼少期がとても可愛かったので、実弥さんを可愛くしたかったんです…!いいですね、結婚しちゃいましょう(?) (2020年1月27日 11時) (レス) id: d07b6182fc (このIDを非表示/違反報告)
実弥LOVE(プロフ) - 我が人生に一片の悔いな…sチーン (2020年1月26日 23時) (レス) id: 3871cda528 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠花 | 作成日時:2020年1月18日 15時

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