78話 ページ40
キ「…」
カ「キド…」
モ「また団長さんですか…」
キ「カノ…やっぱり…お前は…」
モ「また、そのことですか!???!?団長さんはカノさんが好きなんですよね!?だったらなおさら信じてあげなきゃいけないんじゃないですか!?」
キ「っ…好きだからこそ…好きだからこそ、今のカノに違和感をおぼえた。カノ…お前は…カノじゃ…ないだろ?」
カ「!!…キド、ちょっと来て。」
モ「え、カノさ…」
カ「キサラギちゃんはまってて」
モ「は、はい…」
カノに手をひかれ連れて行かれたのは
キ「カノのへや…?」
カ「…キド。僕のこと信じられない…?」
キ「そういうわけじゃない…ただ…お前はカノじゃないだろ」
「…やっぱバレちまったか…」
キ「クロハ…」
やっぱり、クロハだった
キ「本当のカノはどこだ」
ク「言えねぇな」
キ「クロハ…なんでこんなこと…」
ク「…欺くといれば…隠すは…傷つくだろ…?」
確かに、カノといたときはすごく苦しいこともあった
でも…
それ以上に…
カノといるだけで
幸せだった
キ「っ・・・」
まただ、カノのことを考えるとでてくる涙
キ「くろは…カノをカノを返してくれ…」
ク「……わかった。俺にはもう勝ち目がなさそうだな…」
ク「俺が消えたあとお前が思う欺くがいそうなところへ行け、その居場所は俺にもわからないがそこに欺くがいるはずだ」
キ「…わかった」
ク「…じゃあな」
その時見たクロハの顔は明らかに泣くのを我慢している顔で
クロハでも、あんな顔するんだな…と少し驚いた
モ「団長さん…」
キ「!?き、きさらぎ…」
モ「…ごめんなさい!!」
キ「な、なんでだ…」
モ「今の会話聞いてました…ホントにカノさんじゃなかったなんて…わたしっ…団長さんひどいこと言って…」
キ「いいんだ。もう、気にしてない」
モ「本当ですか…」
キ「ああ、」
そのあとキサラギは涙を拭きながらこう言った
モ「早くカノさんのところに行ってあげてください!」
キ「……行ってくる」
カノはきっと…
あそこにいる
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96猫 - なにこの感動作品 (2017年5月28日 20時) (レス) id: 80bdf0f83c (このIDを非表示/違反報告)
▽・w・▽ヤバミィ - 泣けた感動(ノД`) (2017年3月23日 16時) (レス) id: 80bdf0f83c (このIDを非表示/違反報告)
義経☆ - 何か…最後のクロハの事考えると急に虚しいって言うか、切ないなぁ、って感じになってしまった… (2016年7月28日 6時) (レス) id: 676846c79d (このIDを非表示/違反報告)
ねこねこ(プロフ) - ♪sei♪さん» わっかりました!短編集的なのをいつかつくってかきますwwwいつかですよ!? (2015年11月5日 21時) (レス) id: e4b6ec3e67 (このIDを非表示/違反報告)
♪sei♪ - 私が思ったこと 最初らへん→嫉妬させようとするとか可愛い 途中→キドかわいそう・・・ 最後→よかった… ってなりましたね。はい。カノキドもっと欲しいですね!!ネタ切れになったらとかでいいんですけど、カノキドの学パロ書いてほしいです!素敵な作品でした! (2015年11月5日 13時) (レス) id: 91864df66f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shiorin | 作成日時:2015年6月18日 20時